じぇいらふ

月曜日に乾杯!のじぇいらふのレビュー・感想・評価

月曜日に乾杯!(2002年製作の映画)
3.6
オタール・イオセリアーニ監督作品を観れたら観るシリーズ🇬🇪

ジョージア🇬🇪の巨匠オタール・イオセリアーニ映画祭。しかも全作品上映という。。。て誰?😅全然観たことない作家で、多分そこまで知名度高いとはとても言えなさそうなのにいきなり全作品映画祭とかとてつもなく挑戦的なシリーズ。アケルマンさえ代表作やってからの第2弾なのに、そこまでの作家なのか?そうなの??、、、というわけで、初イオセリアーニ作品は、『月曜日に乾杯!』ベルリン銀熊受賞作品。とりあえず代表作の一つらしい。第一印象は、、、なんだこれ??笑

🎞️朝、主人公らしいおっさんの出勤。車に乗るも靴を脱ぐ??工場に到着。たくさんの社員が仕事始めるが、、、おいおい大丈夫か?この工場笑~はじまり

📖フランスの小さな村に家族と暮らすヴァンサンは、毎日工場に通って単調な仕事をこなしている。家では雑用を言いつけられ、大好きな絵を描くこともままならない。そんな彼がひょんなことから、親父からお金もらって旅に出ることにするのだが。。。

初めての映画作家の作品というのは、その後見続けたくなるかどうか?が決まってしまうのでとても作品選びは大事なのだが、、、なるほどこういう作風か笑。いやあなかなかです。まずストーリー展開というのがほぼほぼなくて、その場その場で変な人たちにいよる変な場面が連続して続きます。しかもほぼセリフないです。ふざけてるのかどうなのか?不明なまま次々無言で変な行動を観させられるというのは、かなり独特ですな。ジャック・タチみたい(そんな観てないけど笑)

主人公のおっさんヴァンサンさんは、どうやら家族の中でランキング低めらしく、せっかく絡んでも、「邪魔!」とか言って息子とかに、無碍にされる。ここら辺は共感度高いお父さんあるある。
そんな彼が、死にかけ(らしい)親父が「おまえ旅してこい!」と大金をくれる。どうやら病気で幾ばくも無い状況で、妹やら姪?等のおばさん軍団に遺産を狙われてるっぽく、それならと息子に渡して遠くに行かせたいらしい。
、、、その後のピストルを後ろに向けて一発笑、「今日は調子よさそう」、、、て意味わかんない🤣相当イカレてる親父シーン笑。

とにかく変な人が次々出てくる。スリ親父に財布取られまくるヴァンサン。挙げ句の果てに「今日はお金ないよ!」と言う始末。ちゃんとせい笑。

基本ゆるいどたばた展開が続き、ストーリーを追う感じではないのですが、意外に見続けられます。多分途中記憶飛んでると思いますが、、多分問題ないです笑。

面白いっちゃ面白いですが、これで他の作品も是非観なければ!!!、、、って感じでもないです。でもいくつか観てみたいとは思わせるユニークな作家ですよね。
今回21作品を日替わりでやるし、ほぼ知らない作品なので、、、とりあえず時間あったら飛び込んでみるしかないようです。