スワヒリ亭こゆう

劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントムルージュ)のスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

3.0
HUNTER×HUNTER好きなんですよね。
クラピカ特に好きです。
当時、映画館へ【0巻】欲しさに観に行ったんですよね。
でも、全く内容覚えてなかったなぁ…


幻影旅団がクルタ族を襲い、彼らの眼(緋の眼)を奪った。
クルタ族の生き残りクラピカは同胞の仇を討つため、ハンターになってそこでゴンやレオリオ、キルアに出逢うのでした…


バックボーンが切なくて、幻影旅団に対しては恐ろしいくらい冷酷になるクラピカ。好きなんだよなぁ。
で、そんなクラピカのクルタ族の緋の眼がメインで描かれるのかなぁと思いきや、意外と早めにクラピカは戦線離脱し、キルアとゴンの友情の話に推移します。


何故か冨樫先生の作品、『HUNTER×HUNTER』と『幽☆遊☆白書』ですが主人公の人気が低いのが特徴的ですよね。
ゴンの魅力弱いんだよなぁ。
真っ直ぐで純真無垢な性格が時に腹ただしく感じるのは僕だけですかね?


話は映画へ戻り、本作の敵はオモカゲ。
幻影旅団の元NO.4。
原作のファンならその意味は分かりますよね。
ヒソカの前にNO.4だったキャラです。
なので幻影旅団も登場します。この幻影旅団のキャラクターも面白くて、敵ながら魅力的です。


映画の評価としては低いですよね。
原作が面白すぎるんでしょうね。
それと比べるとどうしても弱い。
別に見てられないほど面白くないわけじゃないのに僕もそこまで評価は高くないですね。
原作はクライムストーリーやミステリー、王道のジャンプ漫画など、魅力が多岐にわたるんですが
本作は王道のジャンプ漫画だけになっちゃってるんです。
みんなで力を合わせてみたいなやつ…『HUNTER×HUNTER』には合わないんじゃないですかね。