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屍病汚染 DEAD RISINGのizuのレビュー・感想・評価

屍病汚染 DEAD RISING(2010年製作の映画)
2.7
カプコンの人気ゲーム「DEAD RISING」を元とした邦画ゾンビもの。
ちなみにゾンビ2割、人間のゴタゴタ8割という地獄構成。(私は1,2,3セールパックを購入し1と2をどちらも1時間ほど遊び放置、3はシステム上の都合で起動出来ないというこの世の終わり)

ゾンビが世界に蔓延した世界。とりあえず避難せねば!と倉庫街へ向かった兄と足の不自由な弟。だがしかし、そこの倉庫はしょ~もないチンピラ共が仕切っている倉庫で...

ゾンビ映画なはずなのに40分くらいまではずっとチンピラに絡まれ続ける弟と兄。
弟は足が不自由なのに何故か態度だけはデカく、「下手に出てれば良い気になりやがって!」みたいに言うから兄がボコられるという意味不明ムーヴをかます。

勿論この倉庫内でゾンビが急に来るよ~ぴえんパニック~みたいなのは一切なく、ずっと愚かな人間達がゴタゴタしてるだけなので面白さは死滅。

一応45分あたりからようやく別キャラが増えるけど、弟のキャラにその新キャラさんがキレるくらいには弟のキャラが良くない。
というかそもそも、足が不自由という設定いる??

そしてラスト、「え、そこで終わり!?!?!?!?!?!?」と本当にビックリしたけどED後に続きが。
あのね、最初から思ってたけど構成が下手。何故か時系列はいじいじされてて理解するのにほんのちょっとだけ頭使うし、そもそも時系列を入れ替える意味もわざわざED後に蛇足的な感じでラストを付け足す意味も分からない。

そして何よりも驚きなのが、これ「DEAD RISING」原作者の稲船敬二が監督をしてるというね.....もう本人が監督してこれってどういうことなの...誰も文句言えないよ.....。

視聴 2024年5月4日
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