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貞子3D2のYSKのレビュー・感想・評価

貞子3D2(2013年製作の映画)
1.7
前作ですら「貞子」感が薄かったというのに、それに輪をかけて遠く離れてしまった続編と言わざるをえないでしょう
前作の好青年ぶりがどこかへ消えてしまった瀬戸康史、よくわからないけれどよくわからないことになっている石原さとみ、すでに死んでいると思っていたけど生きていた死刑囚の人、一から十まで「ナンダコレ」という感想しか出てきません
そのうえ保育園ではいじめられ、家ではシッターに罵られ、いつもいつも暗い部屋でお絵描きをさせられている凪ちゃんがかわいそうで仕方ないという感想しかない!

というかクライマックスで出てくる石原さとみを際立たせるためかわかりませんが、どこもかしこも暗すぎます!
あんなくらい部屋で絵を描いていたら目が悪くなるし、こんな暗い部屋でご飯を食べていても美味しくないし、相手が死刑囚とはいえそんな暗い部屋で面会させられる身にもなってほしいものです

ちなみに見どころらしい見どころはありませんが、自慢のロングヘアーがシュレッダーに巻き込まれる貞子と、それをものともせずシュレッダーごとふりまわす貞子は面白かったです
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