なつそら

ゼロ・グラビティのなつそらのレビュー・感想・評価

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)
5.0
2014/5/18鑑賞
【宇宙を体験しに是非とも映画館へ】

予告を見て普段見ない3Dで絶対見たいと
かなり期待していた本作品。

ただ一言、凄い。
凄すぎるよ、この映画。

100%私が宇宙遊泳することはないと思う。
宇宙旅行がいくら安くなっても無重力を体験は出来ないと思う。
まさかその無重力をこの映画で体験できるとは!!!
ものすごいの経験をさせてくれるそんな映画です。
ただ、その楽しい体験はごくわずか。
宇宙での無力さをこれでもかと畳み掛けてきます。
無重力での動きづらさのもどかしさもたまりません。
緊張感と恐怖感がものすごいです。
常にのどが渇いている感じでした。

音楽がよかったという印象はないんですが、音の効果が見事でした。
無音の使い方がとてもよかったです。

大好きなサンドラ姉さんのキャスティングも見事。
アンジーやナタリー・ポートマンという話もあったようですが2人の印象では強すぎる。
完璧な女性という印象が少ないサンドラ姉さんはぴったりだった。

ラストの演出も素晴らしかった。
邦題は「ゼロ・グラビティ」ですが製作陣の伝えたかったことは、原題である「グラビティ」でしょう。
おそらくほとんどの方が同じような印象を受けるはずです。
何故かは映画を見てください。

とにかくこの作品を楽しむにはDVDでは絶対無理です。
私自身、飲み物を買っていたのに、映画が終わるときには半分以上残っていました。飲み物を飲むのを忘れるほど、映画の世界にどっぷりつかっていました。
年末にして今年一番凄い映画を見た気がします。
是非映画館で見ることをオススメします。
なつそら

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