『たのしい川べ』と『スリーピー・ホロウの伝説』の2作が収録されたオムニバス映画。
戦時中スタジオを移して製作されたオムニバスシリーズ6作のうちの最後の作品。
『たのしい川べ』
原作はケネス・グレアムのイギリス児童文学「たのしい川べ」
大きな屋敷に住む新しもの好きなヒキガエルのトード氏が、初めて見た自動車を欲しがったことから牢屋に入れられイタチのギャング団に屋敷を乗っ取られる話🐸
金持ちだけど自由奔放で周りに迷惑ばかりかけるトード氏絶対に友達にはなりたくないタイプだったわ🤣
自動車を盗んだとされ牢屋に入れられてからも助けようとする親友のラットとモールが可愛くて健気だった。裁判のシーンなんかもあって子供向けと言うよりは大人向けのアニメの印象。
最後はハッピーエンドにはなるんだけど、結局反省の色が見えないトード氏やっぱり友達にはなりたくないわ笑笑
『スリーピー・ホロウの伝説』
原作はワシントン・アーヴィングのアメリカ小説「スリーピー・ホロウの伝説」
スリーピー・ホロウ村に新任教師として赴任してきたイカボード先生が村一番の美女カトリーナに恋する話🎃
前半はイカボード先生とカトリーナ、ライバルである村の不良ブロムとの三角関係を描く。恋した途端に授業そっちのけのイカボード先生がカトリーナの父が資産家だからといって周りの物が金に見えるの草生えたわww ミュージカル調に物語が進むのは楽しかった🎶
後半になると突然のホラーテイスト😱
ブロムが語った黒馬に乗った伝説の亡霊・首なし騎士にイカボード先生が襲われる展開。ディズニーでこんなにも怖い描写あったんだと思うほどの恐怖体験。しかも結末が予想外で気味の悪さだけが残ってしまうという……子供が観たらトラウマ案件な気がする💦
Disney長編アニメ #11