鷺宮テラス

インターステラーの鷺宮テラスのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
5.0
昔読んだ「ワープする宇宙」に次元は見えないカーテンのように目の前になびいていると書かれていて想像を掻き立ててくれたけれど本作が映像として表現してくれたことがとにかくうれしかった。


137億年前に誕生した私たちのいる宇宙。国際宇宙ステーションでの時間の進みは地球より遅い。条件が整えば時間は進まなくなる。太陽の180億倍の質量を持つブラックホールもあるとかないとか。宇宙は膨張しつづけているので星々は少しずつ距離が離れていき200億年後にはある"地点からの"膨張する速度が光速を超えて光が届かなくなり銀河系以外は観測が出来なくなる。私達の銀河は取り残される。そして宇宙そのものが複数ある。

宇宙ってほんとにあるのかと思えるくらい大きい。自分はただ綺麗だから好き。夜空を、月を、星を見上げる人が好き。

いまこの世界にある?不思議現象もこの映画で解決してしまっているのが◎。もしかしたら本当かもと思いたい愛のある解決法でした。


音声、映像、様々な情報、16進までも0と1だけで表現する2進法のように纏めたものをバイナリデータと言います。前知識はこれだけで充分。



2018.9.11追記
「時間回廊の殺人」を鑑賞して感じたのはインターステラーと物語の中核が同じだった。時間回廊の殺人は「マザーハウス」原題"The house at the End of Time"のリメイクなので本作インターステラーとThe House...のどちらが元ネタか興味が出てきた。
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