ニクガタナ

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟のニクガタナのレビュー・感想・評価

3.4
「パトレイバー」のメカデザイン担当出渕監督好き。2199シリーズは 劇場で先行公開したのを全話DVDで楽しんでた 。2122以降のシリーズは監督違うならやめとこうとキリがないし観てない。TV版24話と25話の間のスピンオフ話の本作は初見で、存在さえ知らなかった。ワープアウトした惑星で謎の歌声に誘われて、異星人同士が戦艦大和内のホテルに閉じ込められるというローレライ伝説みたいでミステリアスなSF風味。ヤマトの設定活かして出渕監督がオリジナル脚本でやりたいことやってやった感あり。ガミラスとも敵対する異星人が野蛮でアホっぽい。ヤマトをテロン(地球)のヤマッテって呼んでるのが可笑しい。ガミラス兵達と共闘して、その蛮族を撃ち砕く展開はそんなアホなと思えどもちょっと胸熱。諏訪部順一演じるバーガーが好き。地球への帰途、艦長室の沖田艦長がやっぱりいい声してる。キャラデザインは本編同様ちょっと魅力薄だが、作画レベルはまあまあ高く安定。シリーズ観てないと楽しめない作品。
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