とし

幸せになるための5秒間のとしのレビュー・感想・評価

幸せになるための5秒間(2014年製作の映画)
3.0
日本未公開の、コメディ映画です。

テレビ司会者のマーティンは、順調だった生活が一変し、人生を転落。大晦日の夜、自殺しようと高層ビルの屋上へ向かうと、そこで同じように自殺しようと集まって来た3人と出会う。死に切れなかったマーティン達は、次に死ぬに相応しいのはバレンタインデーだと考え、それまでは死なないという誓約書を交わす。ところが、その中の一人が政治家の娘だった為、マーティンとの関係をある事無い事マスコミが書き立ててしまい…という内容です。

まぁ、コメディですからねぇ。深刻な話にはならない訳ですよ。それを踏まえての感想は…「あ、そんな感じで終わっちゃうんだ?」でした。

死のうとしていた割に、皆んな明るくて。誓約書なんか無くても、また死のうとするなんて、とても思えない。全然悲壮感が無いんですよねぇ。「疲れた…もう死にたいな…」とボヤいちゃうぐらいのレベルですかね?もっとも、彼らが本気で死のうとしていたら、もっと暗いドラマになっちゃいますけどね…。

邦題ですが…ドラマラスト付近に出てくる台詞が所以なんですけどね。私の頭が悪いからなのか、全然しっくりこなくて。それって上手いこと言ってるの?よく分からない…。

ジェス役のイモージェン・プーツは、可愛かったなぁ。この子も含めて、主役的4人は皆 演技上手くて安心して観ていられましたよー。

しかしマーティン…嵌められた!みたいな顔をしていますが…全部自業自得だからね?!全く同情出来ませんよ??
とし

とし