我々は地球で頑張るしかない
シャラメ目的のはずがアンセルサイドのお話に涙を持ってかれそうになった。シャラメがチャラチャラうざキャラでもやるんかとワクワクしながら待機していたのに彼は秒速で出番を終え、最後に旨いところを持っていったのはアンセルだった……(※2回目)
多くの有名俳優が出演し、オムニバス形式かつ家族というまとまりで話が交錯していくという目新しいものはない構成。
オンラインネットワークという要素が絡むことで、明日は我が身な親近感を生み出しているけれど俯瞰的に考えたらネットリテラシー激低な人たちがやらかしてるだけ。嫌いじゃないけど、現代病詰め合わせキットって感じで既視感しかない。それでも飽きなかったのは豪華メンバーのおかげ。
アンセルに関してはメタ認知させて、変に人生達観させてるから厨二病がすこぶる激しい人にしかみえない。でも、やっぱりラストが良かったんだよなあ。あとそこのカップルの雰囲気がすんんげえ好きだった。
完全にアンセル贔屓。
邦題の「繋がりたい僕らの世界」が手放しな世界に対し、不特定多数へ訴えかけてるようで腑に落ちない。皆何かしら目的を持って繋がろうとする『Men,Women&Children』の方が好みだな。
