このシリーズは「ケルヴィン・タイムライン」とも呼ばれているのですね。難しい話は不得意です。
J・J・エイブラムス印のリブート版第３弾。監督は変わりましたがまー楽しい。映画を観て楽しい時間を過ごせるなんて、なんて贅沢なことでしょうか。そんな感じの作品。
ただ、チェコフ役を演じたアントン・イェルチンの訃報には当時本当に驚きました。もう7年も経つのですね。とても寂しいことです…。冒頭とラストに追加と再編集されたと思われる哀悼の意を示したシーンに心打たれます。
ファンに嬉しいスタートレックあるあるを散りばめながら、ストーリーはアップテンポで進むので、あっと気がつくとおしまい。誰が観ても（トレッキーでなくても）安心の楽しい映画だと思います。とにかく飽きさせない映像＆演出＆カメラワークで、最初から最後まで画面釘付けの２時間でした。
そしてエンディングを迎えた時に流れる、慣れ親しんだあのスタートレックなテーマソング。なぜかゴージャスな気分にさせてくれます。映画鑑賞を締めくくるのにピッタリ。
