MikkyMovie

ディバイナー 戦禍に光を求めてのMikkyMovieのレビュー・感想・評価

-
第一次世界大戦特集もあと2作品かな?
今回の特集は、結構見たから、長かった~

第一次世界大戦を描いた作品は
イギリス視点の作品が多かったけど
今回は、オーストラリアが舞台。
自分が無知なだけなんだけど
遠い国からも参戦してたんだな~と。

冒頭は、オスマン帝国でのガリポリの戦い。
この戦いのことも全く知らなかった…
その戦いが、オーストラリアとニュージーランドの
初の本格的な海外遠征だったらしい。
その戦いに兵士として参戦していた
オーストラリア人兄弟の父親が主人公。

3人兄弟全員を戦争で亡くし
妻も精神的に病んでしまい
息子の骨を探しに行く。
戦地だったということで
敵との交流がこんなにも難しいことを知る。
数年前までは殺しあってた仲だから
お互い思う気持ちはあるよね…

で、最初は難航したけど
骨を探せることになり
息子2人が見つかるが1人が見つからず…
いろんな人を頼りに希望があるところに向かう。
ただ、戦争はまだ終わってなくて
襲撃にもあいながら
ついにもう1人の息子と再会。

残された側の気持ちも良く分かる。
そして、目の前で兄弟が亡くなるところを見届け
自分の手で兄弟を殺さないといけなかった状況。
号泣しちゃった…

敵味方関係なく、戦争の悲しみは同じ。
結局は、みんな助け合って生きていくしかない。

宗教のこととか、国の事情とか
知らないことが多かったけど
丁寧に描いているな~と。
主役でもあるラッセルクロウの
初監督作品だったんだね~
MikkyMovie

MikkyMovie