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忠臣蔵のsayuriasamaのレビュー・感想・評価

忠臣蔵(1910年製作の映画)
4.2
最古でも見どころはそのまま!忠臣蔵ダイジェスト決定版

え〜夏頃急に忠臣蔵マイブームが来て、いろんな忠臣蔵を観ていたのですが、今回活動弁士さんが7名もついての上映を観ることが出来で面白かったです。

映画そのもののストーリーは定番シーンの連続(主に大石内蔵助が絡むシーン)で、飽きることなく観れて楽しかったです。女優ではなく、女形の出演なのでアクションシーンも大胆でした。浅野内匠頭切腹シーンは雪の演出や背景の書割は歌舞伎っぽくもありつつ、ダイナミックで、所作は日本人が忘れかけていた美しさがあって勉強になりました。

そして、さらに面白かったのは活動弁士さんの説明!今回は澤登翠さん一門の方々が揃っての回で、それぞれの方が一斉に声を出している様子が、まるで公開アフレコのようでとても興味深いものでした。皆さん、何色もの声色を使い分けていてすごいなぁ〜。

また弁士説明付きのサイレント映画も観てみたいです。
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