ティーヌ

提報者 ES細胞捏造事件のティーヌのレビュー・感想・評価

提報者 ES細胞捏造事件(2014年製作の映画)
5.0
権力 vs 報道。

捏造事件よりも卵子密売事件に衝撃を受ける。膨大な卵子を実験に使っており、その卵子は「不妊治療のため」など虚偽の名目で採取されたものや、副作用について説明のなく不正に集められたもの。女性研究者に卵子提供を求めたりしている。

事件発覚後に博士が、アラブでペットのラクダのクローンを作っていると知って、それもショック。作中できちんと描かれているが、クローンの動物は癌になりやすく、寿命が短い……。倫理観……。