軍事クーデターによってイスラム化が進み信じる神も変わった40年。音楽は罪。かつて芸術の街と言われたラホールから音楽が消えた。
パキスタンの美しい街並みとともに紹介される"The quiet death of Pakistani arts."
"Famous guitar teacher shot dead."
などのショッキングな新聞の見出しに悲しくなるけれど民族音楽の伝統的な楽器の灯火を絶やさないようジャズの力を借りて活動している人たちがいた。
抑圧からの解放を願う魂はジャズそのものじゃあないか。
その活動が認められて世界最高のトランペッター、ウィントン・マルサリスとジャズアットリンカーンセンターで共演するおはなしでした。
リハーサルで初めて耳にするパキスタンの楽器に楽しげに耳を傾けるマルサリスバンドの方が映ってしあわせだった。
本番のフルートとバーンスリー(竹から手作りで作られたパキスタンの横笛)のセッションは鳥肌のち号泣。
夜のニューヨークもとっても綺麗で。ストリートミュージシャンのTAKE ME HOME,COUNTRY ROADSよかった。
サイコーだったよー。えーん。
59 St Columbus Circle Station.
なぜか平井大さんのTHE GIFTを思い出した。