ミニシアター劇場シネマテークに25年間務めている中年男性ホルヘは仕事を生きがいにしていたが、財政難によりシネマテークの閉鎖が決まってしまう…。
閉鎖の決まった映画館の話であり、主人公ホルヘが生きがいを失ったことから人生の新たな一歩を踏み出す話でした。
中盤まではホルヘの日常やシネマテークでの仕事ぶりを淡々と描いてるだけなんですが、映画館の裏側を覗いてるような感じでちょっと興味深かったです✨
全編モノクロなのもあってか、2010年の作品なのにもっと古い作品に感じました。
ホルヘが寡黙でいい年して恋愛にも奥手な冴えないおじさんなんですが、不思議と惹きつけられてしまったし、ラストのバスに乗ってからの展開は好きでした☺️
なかなか淡々とした作品で、ちょっと眠たく感じてしまうところもあったけど、63分と短編に近い長さだったので観れました笑
映画館はコロナ禍前から元々あまり足を運ぶ方ではなく、特別観たい作品しか行かないので、私にとって映画館は身近というよりは本当に特別な時に行く場所。
(映画は昔から好きなんですが、画面酔いしやすい方なのと、出来れば一人で観たいし、鑑賞後の余韻を邪魔されたくない人😅)
思い入れはなくても昔あった映画館がなくなってしまうのはやっぱり寂しいものですね😢
そして初ウルグアイ映画でした!
これを機に時々まだ行ったことのない国の作品を観ていこうかな✨
映画館が好きな人、映画を愛する人には響くものがありそうな作品でした。
#Marilyn_映画で世界一周(ウルグアイ)