鍋レモン

男と女の鍋レモンのレビュー・感想・評価

男と女(2016年製作の映画)
3.7
⚪概要とあらすじ
雪景色のフィンランドで出会った男女が、禁断の愛に溺れていくラブストーリー。

子供たちの国際学校のためヘルシンキにやって来たサンミン(チョン・ドヨン)とギホン(コン・ユ)が、二人で北のキャンプ場に向かう道中、大雪で通行止めとなり、彼らは森の小屋へ向かう。二人は名前も知らないまま求め合い、別れる。それから8か月後、ソウルで単調な日々を送るサンミンの前に突如ギホンが現れ...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“狂おしいほど 切ない 禁断の愛 この衝動は 抑えられない”

「何時かしら」

⚪感想
切ないラブストーリー作品。

それぞれに家庭があり暮らしているものの孤独を感じている男女。
家庭は少しの掛け違いで上手くいかず、男女はお互いの孤独が重なり愛し合う。

泣くまではいかないけどめちゃくちゃ切ないししんどい。
みんなに幸せになって欲しいよ。

そこまで大きな出来事とかはないんだけどそれはそれで味わい深い。

フィンランドでの雪とサウナ。

韓国の俳優さんたちの表情が好き。
困った時の顔とか悲しい時の顔、驚いた時の顔と他の国の俳優さんと表現の形が違う気がする。
韓国語のこもった感じもいいし。

この作品の見所はコン・ユ。
キスシーンが上手いランキングがあったらNo.1レベルのキス。体もバッキバキで抜かりない。しかもあの可愛さとかっこよさを詰め込んだお顔。髪の毛はふわふわ。はぁー好き。
英語も少し聞けてハッピー。
ふわふわコートや白い服もいいけど黒のタートルネック着せて欲しい。

チョン・ドヨンは『マルティニークからの祈り』で主演だった方か。
髪色が変わると別人でびっくり。
たまに昔の指原莉乃さんに見えたり、永作博美さんに見える。

パク・ビョンウンは私が観る映画観る映画で眼鏡をかけている気がする。
勝手に悪役だと思い込んでた。

性欲のはけ口としての不倫は良くないなって思うけど孤独からの不倫はなんか切なくて。

コン・ユの魅力的大爆発。



⚪以下ネタバレ



ギボンが軽くストーカー気質なんだけど何しろ顔がコン・ユだからときめいてしまう。

全てを投げ出してもいいと思っている時に相手はそうではなくなってしまってふらふら上手くいかないのが辛すぎる。それでもギボンとサンミンが2人で幸せに暮らしているのを見たらそれはそれで違うかもってなってしまうから複雑。

ギボンの娘とサンミンの息子が病気や障碍を持っている設定にしたのはどうなのかな。
2人が出会うきっかけの繋がりはあれ、そこは違くてもいい気もするし、計り知れない大変さがあるとも思う。

ファッションショー的なやつが終わったあとにギボンが迎えに来てくれて嬉しいってなってたのに旦那さんが迎えに来ていて会えないの辛い。

ラストのギボンがサンミンを追いかけようとするけど娘が見つめていたことでやめたのがね。その後奥さんの感謝。わかっていたのかなんなのか。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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