大阪アジアン映画祭のオンライン座というものがあることを知り、朝一から鑑賞している。
わたしが今住んでいるところは、映画館がない。
このオンライン上映というものが本当に本当に嬉しい。
大阪アジアン映画祭の関係者に届くのなら、お礼申し上げたい。
オンライン座、本当にありがとうございます。
立て続けに小津監督の映画を観てきているので、今回も父と娘の物語ということで、この偶然に観始めてすぐにニヤけてしまいましたが、物語はいたって切ないです。
他の方も書いていますが、ウォン・カーワァイ監督にも通じる部分もありますが、侯孝賢監督の「ミレニアム・マンボ」を思い出したりしました。
監督はインタビューで「小津監督に似ているね。と言われることが多い」と言っていたが、それもわかる気がする。
アジア映画で、カラフルな街灯や印象的な「赤」の使い方、電車、駅のホーム、これらがシーンに入っていたりしたら、この監督たちに似ていると言われることは避けられないのかもしれないなと思ったりした。