「エイリアン」とまでは言わないけど、
宇宙船内でのドキドキ感はかなり。
オープニングまでの俺たちやったぜ!的な喜びも束の間、ライフである”カルビン”の無双具合。
クリオネ的なビジュアルで、生きるために本能で動いてクルーを砕く!
最初の方の殺され方が今までにない感じでバラエティに富んでて新しい。
クルーはなかなかいいキャストなんだけど、ストーリー的に無駄遣い感はまぁ否めない(笑)
ライアン・レイノルズとか…!
でも真田広之が、思ったよりいい役で嬉しかった。がっつり日本人役。
「サンシャイン2057」のときは船長として序盤で太陽に燃え尽きたけど、今回はより見せ場あり。
「サンシャイン2057」では人類に太陽光を届けるためにクルーが犠牲となり、
「ライフ」では、人類にこのライフ”カルビン”を届かないようにするためにクルーが犠牲になる。
なにより評価できるのはエンディング。
最後オチが読めた人は、裏切らない余韻の残る幕の引き方。
「ゼロ・グラビティ」とは違うんだよね(笑)
SFスリラーとしては面白かった。