1980年代、2人の人魚がナイトクラブで働いたら人気者になったというストーリー。
この映画での人魚は人間を捕食する存在。それなのに人魚が人間の男に恋してしまう。
ストーリーは決して面白くない。
映像芸術とか、ミュージカルシーンとか、過激なシーンとか、そういうものを楽しむ映画。
前衛芸術っぽい点は好きだけど、映画は素人臭しかしないし、スタンリー・キューブリック監督の「時計じかけのオレンジ」や大林宣彦監督の「ハウス」ほどの刺激は受けなかったので、私は普通の評価としました。
それにしても、人魚って気持ち悪いと再認識してしまった。
顔や上半身が美女でも、腰から下がリアルな魚だと引いてしまう。
ディズニーの「リトル・マーメイド」など人魚系の話しはその辺を回避しているけど、この映画に出てくる人魚の下半身はリアルな魚でした。