Elijah

トミーズ・オーナー(原題)のElijahのレビュー・感想・評価

3.8
US盤DVDを取り寄せての鑑賞。
19世紀に実在した黎明期プロゴルファーのトム・モリス親子を描く。
ビリングトップはピーター・マランだけれど、実質の主役はジャック・ロウデン。
普遍的な父と息子の物語でもあり、ひとりの若者の成長を描く物語でもある。
序盤で10代のトミーを演じる時のジャック・ロウデンの可愛いこと!
ただ、そこからは容姿だけではない確かな演技力で心の変化を魅せていく。
最後の表情に哀しみを感じずにはいられなかったけれど、愛する「家族」の元で幸せを得たのだと思いたい。

この作品のジャック・ロウデン。
・写真を撮るたびに「それ1枚ずつ下さい」と注文したくなったり。
・兄弟を可愛がる場面は実生活を想像してしまったり(=カラムくん)。
・舌をペロリと出すのがほんとにクセなのだと確信したり。
・同じ歳の頃にこのトミー・モリス役を演じてくれたことが奇跡。

日本語字幕なしでの鑑賞だったので、細かい背景は「鑑賞後」にこちらの日本語記事で補完させてもらった→https://www.japanjournals.com/feature/great-britons/10035-tom-morris-jr-golf.html
Elijah

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