ジェイドは元モデルで、夫のニックに出資してもらってアパレル事業を行っている。
ある日ニックから一方的に別れたいと言われ、さらにニックの初めの妻だったマリアが、家に転がり込んでくる…。
評価は低めのようですが、私は楽しめました。
マリアにとってもマンハッタンの家は思い出があって、また半分権利もある。文学の博士号まで持っているのに、思うような職が得られない。
娘のアントニアがドイツから孫のパウルを伴ってやってきて、ジェイドの事業を手伝うのも、それぞれのキャラを掘り下げてて良かったです。
ジェイドは若い女にニックを取られたことをなかなか受け入れられなくて苦しむ。
自分だって昔、マリアに対して同じことをしたのに。
（フラフラするニックが一番悪いと思うけども。相手の人、娘より若い21歳って。）
ジェイドの気持ちもマリアの気持ちも、どちらもわかるような気がしましたが、私はマリアが好きだったな。
ぶつかり合いながら、結局二人の間に絆ができていくのがよかったです。
ラストはそう来るか、という感じでした。
ニューヨークのフラットはとても素敵。ジェイドの部屋も見たかったな。
ジェイド役の女優さんが、ナオミワッツに見えて仕方なかったです。
