おけい

千と千尋の神隠しのおけいのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
3.5
死ぬまでに観たい映画1001本

過去鑑賞記録

これは異世界(異次元)の扉を開いてしまった少女の体験記であると思ってる。

豚にされてしまう両親、重労働を課せられる千尋、アニメで面白いキャラクターに囲まれて見落としがちだけど、生ぬるい現世で育った少女には想像を絶する世界なのだ。まさに修行と言っても過言ではない経験。

千尋はその異世界では両親だけでなく、千とされ名前さえも奪われてしまう。

千尋は異世界で助けてくれたハクの協力を得ながら両親を取り戻し、現実を取り戻し、生きる力を取り戻していく。

千尋は本作の製作担当であり宮崎駿の友人でもある奥田氏の娘(千晶)をモデルにしており、宮崎監督自身もよく知る人物だそうです。

本作が親しい子供の為に作られた…と考えるといろいろ凄いなとは思う。
おけい

おけい