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軽い男じゃないのよのryusanのレビュー・感想・評価

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)
3.4
プレーボーイで自己中の主人公ダミアンは頭を打った拍子に男と女の立場が逆転したパラレルワールドに入ってしまう。彼はその世界でも男性至上主義を貫いたため周りからも浮いてしまう。しかし女性至上主義の人気女流作家アレクサンドラの秘書になったダミアンは次第に惹かれ合っていく。

男女逆転の世界を面白ろ可笑しく描いているが、何が男らしく何が女らしいかって案外はっきりしてるようでしてないのと、男女差のバイアスが自分の中で思ったより強くて、この映画に感情移入するのを難しくしている。更にフランス映画という事で文化的背景などが日本人には分かりにくい部分もある。でもそれらを含めて男女の差とは何かを考えさせられるコメディーだけど社会派な作品です。

「イエスタディ」「ハートオブウーマン」が好きな人におススメ。


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