フランスの架空の雑誌「フレンチ・ディスパッチ誌」が、編集長の死によって廃刊することが決まった。これはそんな一癖も二癖もある雑誌のライターたちが最終号に向けて書き上げた、珠玉の記事から織りなす3話構成のストーリー…な話
映画を愛し、映画に愛されてるので久々のオフライン試写。見てる時に私が叫びたかったことを、この場で、恥をしのんで言わせていただきます。うおおおおおおおお！！！全然意味がわからね〜！！！！！！！！あースッキリした…。最終号に掲載されている記事を映像を交えて3話展開するという構成のストーリーなんだけど、結局何が起きて今何やってる？これは何？というような終始ポカーンな感じでした。私のように爆発、ゾンビ、ロボット、格闘モノばかり見ていたらこういった高尚な映画は時に理解が追いつかなくなるのかもしれません…。いや、もしかしてみんなもそう思ってる…？そうであってくれ！頼む！！正直になろ！ね！？分かった気でいるのが一番恥ずかしいからさ！
ただ、それを差し置いても「1秒ごとのすべてのシーンを額に入れて『フレンチ・ディスパッチ展』を開けば連日大盛況になるほどに計算され尽くされた美しくお洒落な映像演出」はマジでヤバかったです。クール…クール…クール過ぎる…。そこがあまりにも凄すぎて「全然話意味わかんね〜けどマジでずっと見ていた〜い」と思いながら浸ってたら終わって「全然意味わかんね〜けどもっと見せてくれ！」となってました。これこそウェス・アンダーソンの術中にハマっているのかも…。敬具
