健一

ブラック・ウィドウの健一のレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
3.6
コロナ・ストリーミングショック!

本作もコロナの影響で 待たされまくった作品です。
当初の公開日は2020年の5月1日。
14ヶ月と7日間も待たされました!
しかし!
劇場公開の翌日には動画配信がスタート!
この体勢に 全興連(全国興行生活衛生同業組合連合会)は
『これまで通りの形式で劇場公開しない作品については拡大上映しない』と声明。
大手シネコンの TOHOシネマズ、ピカデリーMOVIX は、上映を断念。
メガヒット確実のハリウッド超大作にもかかわらず 日本ではかなり小規模な全国公開(244館)。
「ゴジラvsコング」は366館。
コロナの影響と共に ストリーミング(配信)の脅威まで本作で味わうとは。

ディズニー! このままでいいのかい!

さて本作!
「シビル・ウォー」と
「インフィニティ・ウォー」の
間の物語。なので、
「ブラック ウィドウ・ウォー」。

「アイアンマン2」に初登場してから はや11年。初の単品作品となる本作。あとはホーク・アイだけ?
私としては「過去」より「今」のブラック・ウィドウを描いて欲しかったけど「エンドゲーム」のあの結末では しょうがないよね!

「シビル・ウォー」を観たけど内容忘れてしまった方は 本作を観る前に「シビル・ウォー」の内容を思い出しといて欲しい。
延期のせいで 本作の予告編を恐らく50回以上は観ているせいか 本編も良くも悪くも予告編どおり。
ナターシャが辿ってきた壮絶な人生を綴っていて 何が真実か 偽りかをミステリアスに描いている。
家族の面々のキャラクターが とても個性的に良く描かれているが、中でも妹役のフローレンス・ピューが 今後一気に人気が爆発しそうな最高のキャラクター。
あどけない顔なのに 強くてハスキーボイス!
彼女のスピンオフも是非 製作して欲しい。

全体的なストーリーとしては やや薄っぺらさ を感じる。
もう少し脚本に深みが欲しかったし 敵キャラの組織をもっとしっかり描いて欲しかったかな。

マーベル恒例のエンドクレジット後の映像には ちょっとビックリ!
さすがの観客達も慣れて来たもので エンドクレジット中に席を立つ人は誰も居ませんでした。
キャラクター、アクションには大満足!
ストーリーは ちょっと?
「ゴジラvsコング」と同じ様な感想で鑑賞を終えました。
というか そんな事より今後のマーベル作品の劇場公開体勢の方が気になってしまう。
『迫力あるハリウッド超大作を劇場の大スクリーンで堪能したい。』
というのは もう古い のでしょうか?


2021年 7月8日 公開初日
グランドシネマサンシャイン screen 5 BESTIA
💺346席
客入り 8割以上埋まってた。

平日(木曜日)の雨☂️ だというのに劇場もロビーも売店も大混雑。
さすが公開初日。約2年ぶりのマーベル新作ですもんね!
基本 混んでいる映画館は嫌なのですが、今回は混雑を見て なんか嬉しくなった。
健一

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