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8番目の男のkazu1961のレビュー・感想・評価

8番目の男(2018年製作の映画)
3.8
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-610
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋韓国で2008年に導入された国民参与裁判制度をテーマにした法廷サスペンス。いわゆる陪審員裁判ものですね。一人の生真面目な青年の執着心が、早く帰りたい人や、検察の証言を鵜呑みにしている人たちなどを巻き込みながら、最後に全員が真剣に裁判に向き合って証拠確認していく様は明らかに『十二人の怒れる男』を想起させます。下地はやはりこの作品なんでしょうね。でもそこは韓国作品、韓国ならではのコメディタッチな部分や展開のリズム、そして最後に涙誘う場面を持ってくるのはさすがです!!ラストはまんまと涙しました。。。

🖋メガホンを取ったホン・スンワン監督は、複数の判事と直接会うなど綿密なリサーチを重ね、類似した事件や裁判の判決文を参考に脚本を執筆したそうです。 主人公の陪審員をパク・ヒョンシク、裁判官をムン・ソリが演じています。

🖋やはり法廷モノは楽しくのめり込んで鑑賞できますね。そして韓国ならでの感動が待ってる良作です!!

😢Story:(参考:yahoo movies )
韓国で一般国民が参加する初めての裁判が開かれ、年齢も職業もバラバラな8人が陪審員に選ばれる。すでに証拠、証言、自白がそろっていて刑を量定するだけだったが、被告人が突如容疑を否認し、陪審員たちは有罪か無罪の決断を迫られる。裁判長のジュンギョム(ムン・ソリ)は速やかに裁判を進めようとするが、8番陪審員のナム(パク・ヒョンシク)は有罪だと思えなかった。

🔸Database🔸
・邦題 :『8番目の男』
・原題 :『Juror 8』
・製作国 : 韓国
・初公開 : 2019
・日本公開 : 2019/11/01
・上映時間 : 114分
・受賞 : ※※※
・監督 : ホン・スンワン
・脚本 : ホン・スンワン
・原作 : ※※※
・撮影 : ペク・ユンソク
・音楽 : チャン・ヨンギュ
・出演 : パク・ヒョンシク、ムン・ソリ ペク・スジャン、キム・ミギョン、ユン・ギョンホ、ソ・ジョンヨン、チョ・ハンチョル、キム・ホンパ

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
韓国の男性アイドルグループ「ZE:A」のメンバーで「SUITS スーツ 運命の選択」などのドラマでも活躍するパク・ヒョンシクの長編映画デビュー作。2008年に韓国で導入された国民参与裁判で実際に事件をベースに、陪審員に選ばれた8人の一般市民たちを描いた法廷ドラマ。韓国の歴史上初めて国民が参加する裁判が開かれる日がやってきた。全国民注目の中、年齢も職業も異なる8人の一般市民が陪審員団として選定された。彼らが扱うこととなったのは、すでに証拠、証言、自白が揃った明白な殺害事件だった。8人の役目は刑を量定するだけのはずが、被告人がいきなり嫌疑を否認したため、陪審員たちは急きょ有罪無罪の決断を迫られることになってしまう。粘り強く問題提起を続ける陪審員8号役をヒョンシクが演じるほか、「ペパーミント・キャンディー」「オアシス」のムン・ソリが裁判官キム・ジュンギョム役を演じる。
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