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シャン・チー/テン・リングスの伝説のkazu1961のレビュー・感想・評価

4.3
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-517
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋結論から言うと今までのMCUの中でも上位に入る面白い作品でした!!(『アベンジャーズ・エンドゲーム』は別格』)本作、MCUの劇場映画25本目。フェーズ4で初めてのアジア系ヒーローの物語です。時間軸的には作中にもフックがあるように『アベンジャーズ・エンドゲーム』後の世界を描いていると思われます。

🖋とにかく一番の見どころはそのアクションシーンの超絶さ。主人公シャン・チーは、スーパーパワーの持ち主でも何でもない生身の人間のためカンフーで戦います。その生身のアクションは、カンフーヒーローそのもので我々の世代には郷愁があります。その上、本作のアクションは、カンフーと、ハリウッド最高峰の派手なVFXを組み合わせた最高の演出があるためハンパない凄さがあります。序盤の「バス内でのバトル」中盤の「ビルの外壁アクション」はその代表的なシーンです。
そしてその後の。。。『キングギドラ』か「ネバーエンディングストーリー』か?!的な「大スペクタクル」は圧巻!!息つく暇のない面白さです。

🖋そしてその主人公シャン・チーにぼぼ無名の国系カナダ俳優のシム・リウが抜てきされています。そして普段は普通の平凡なホテルマンそして闘う時は凄い身体能力を持ったカンフーヒーロー、このバランスを地でいく演技が見事にフィットしています。無名からMCUのヒーローへ、まさにシンデレラストーリーです!!

🖋さらにその他の共演陣も最高!!個人的にも大好きな2人が!!アジア映画界の大スターであるトニー・レオンが主人公の父役、活躍めざましいミシェル・ヨーも重要な役で登場し、息つく暇のない格闘シーンを見せてくれるのがたまりません!!トニー・レオンを軸にした家族の切ない物語には感傷的に。。。やはり素晴らしい俳優です!!

🖋MCU好きには今まで『アイアンマン』シリーズでたびたび名前が出てきた犯罪組織であるテン・リングスの謎に迫るのも楽しみの一つですね。

🖋そのアクションやストーリーテリングも文句のつけようのない作品だと思いますが、MCUの中ではその世界観も独特です。登場人物やカンフーアクションは当然のことながら、犯罪組織テン・リングスやター・ローの村も、アジア風かつファンタジーな世界観で描かれ、それがクライマックスに繋がります。作中でもあったように『ドクター・ストレンジ』との世界とのリンクはあるのでしょうね。とてもワクワク楽しんで鑑賞できた作品、やはりMCUはテッパンですね!!

🖋お決まりのエンドクレジットもお見逃しなくです。オークワフィナもアベンジャーズの常連になるのでしょうか?!

😂物語は。。。(参考:Yahoo movies より)
主人公シャン・チーはホテルの駐車係として平凡な生活を送っていた。実は、彼は幼い頃から父が率いる犯罪組織「テン・リングス」で厳しい修行の日々を送っていた過去があり、ある理由から逃げ出して自分の運命を変えていたのだ。そして、今になって父が放った刺客がシャン・チーを襲い、陰謀に巻き込まれることになる。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『シャン・チー テン・リングスの伝説』
原題(英題):『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』
🎥製作国 :アメリカ
🎥初公開 :2021
日本公開 :2021/09/03
🎥上映時間 :132分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):デスティン・ダニエル・クレットン
脚本 :デヴィッド・キャラハム、デスティン・ダニエル・クレットン
原作 :スティーブ・エングルハート、ジム・スターリン『シャン・チー』
撮影 :ビル・ポープ
音楽 :ジョエル・P・ウェスト
出演(声優):シム・リウ、オークワフィナ、メンガー・チャン、ファラ・チャン、フロリアン・ムンテアヌ、ベネディクト・ウォン、ミシェル・ヨー、トニー・レオン

🔸Overview (映画. comより)———————
「アベンジャーズ」シリーズを中心にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を展開するマーベル・スタジオが、最強の力を持ちながらもそれを封印してきた心優しきヒーロー、シャン・チーを主人公に描くアクション大作。犯罪組織を率いる父に幼いころから厳しく鍛えられ、最強の存在に仕立て上げられたシャン・チー。しかし心根の優しい彼は自ら戦うことを禁じ、父の後継者となる運命から逃げ出した。過去と決別し、サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らしていたシャン・チーだったが、伝説の腕輪を操って世界を脅かそうとする父の陰謀に巻き込まれたことから、封印していた力を解き放ち、戦いに身を投じる。「アイアンマン」シリーズなど、これまでのMCU作品で名前が登場していた犯罪組織「テン・リングス」の謎が明らかにされる。主人公のシャン・チー役には中国系カナダ俳優のシム・リウが抜てきされ、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨーら実力派俳優が共演。「黒い司法 0%からの奇跡」のデスティン・ダニエル・クレットン監督がメガホンをとった。
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