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悲しみが乾くまでのmiyuのレビュー・感想・評価

悲しみが乾くまで(2008年製作の映画)
4.0
スサンネ ビア 監督 4作目。。。

突然 昨日まで生きていた愛する夫を失う事になる…
優しかった夫…
包容力のある夫…
まだ、10才と6才の子どもを残して…

葬式の日 突然 彼女は、思い出した。。。
コカイン中毒の為、まわりのみんなが見放したが 夫だけは変わらず親友として付き合っていた友達がいたことを…

彼女は 彼が 苦手だった…
でも 彼を呼び寄せる…

悲しみは 後から 後から 押し寄せてくる…
行き場の無い喪失感…

それでも 子ども達を育てて
生きていかなければならない…

苦手だった夫の親友は
直ぐに 子ども達とも仲良くなり
子どもに媚びているわけでもなく
スルリと子どもの心にも寄り添ってくれる…

そして 彼女が知らなかった夫の事を知っていたり…
行き場のない気持ちを 彼女は彼にしか
ぶつけたりする事が出来ない…

スサンネ ビア監督は
この脚本を読んだ時に コレを撮りたい…
って 思ったそうだ。。。
そして
沢山の人の中から
ハル ベリーに決めた…
って言ってました。。。←特典映像に監督と 主役二人のイタンビューが入ってた✨

内在する悲しみを ずっと ずっと 胸の奥にしまい込み、それをなかなか 出し切れない彼女の苦悩の演技は 見ていても 切ない気持ちになります💧

それと コカイン中毒役の ベニチオ デル トロさん。
(デル トロさん好きなので さんづけ)
彼の 凄まじいまでの役者魂は どんな役にもなりきれる事を 本作でも証明…

カメラワークが上手く
ハル ベリーや
デル トロさんの 顔の部分をアップして描いたり…
かなり 好みの映像に仕上がってました。。。

おススメありがとうこざいました🙏✨✨✨
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