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青くて痛くて脆いのkkbbrkのレビュー・感想・評価

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
3.5
「またなんてない。
彼女のような誰とでも話せるタイプの人間は
すぐにもっといい話し相手を見つけてその場しのぎの間に合わせに使った人間のことなんてすぐに忘れてしまうから。そう思ってた。」

大学でサークルも入らず友達もいない田端楓(吉沢亮)、そして勉強意欲が高く、全員手を取り合えば戦争は起きないと本気で信じている秋好(杉咲花)。そんな2人が秘密結社サークル”モアイ”を設立する。しかし、段々と規模が大きくなり、当初の思惑とはズレが生じていく。

茅島みずきはこの映画初出演かな?棒読みでしたが、今は「教祖のムスメ」でやばい演技を魅せる程成長したんですね、すごいです。
岡山天音の脇役は本当に輝いている、素晴らしい俳優。(キングダムでも共演か!

敬語が生み出す距離感って日本語ならではの独特な表現ですよね、
高校の担任が「みんなから敬語使われると距離感があるようで嫌だ」という風なニュアンスのことを言ってたのを思い出します。

友人の変化に心が滅入ることもあると思うけど、
案外変わったのは自分かもしれない。
「君の膵臓をたべたい」の作者住野よるの作品。こういう本質的な、ただ生活しているだけじゃ気付かない大事なことを教えてくれる。
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