mylife

護られなかった者たちへのmylifeのレビュー・感想・評価

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
3.9
「護られなかった者たちへ」を初鑑賞してみた。瀬々敬久監督の作品。過去の監督作品は何を観ていたっけ。それとなく振り返ってみようかな。

まずは「ストレイヤーズ・クロニクル」「64前編・後編」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「友罪」「楽園」ぐらいかな。「MOON CHILD」「感染列島」「アントキノイノチ」も観たような気がするが全く覚えていないので除外。

でも「MOON CHILD」って、GACKTとHYDEが出てた映画やよね。かなりの確率で見たような気もするが、1ミリも思い出せないのは何故だろう。

さてと、本作は東日本大震災から9年後に起った連続殺人事件と言うのが、まずはポイントかな。今は東日本大震災から13年が経過している。忘れてはいけない事実が映画から呼び覚まされる感じ。

主要キャストには佐藤健と阿部寛。どうでもいいけど、パッケージの阿部ちゃん、モノマネ芸人の都留拓也にめっちゃ似てるやん。本編には全く関係ないけども気になる。って言うか似てるんやなくて本人の方やけどね。

それにしても、脇を固めるメンバーもめっちゃ豪華。緒形直人って久々に見たけど何かと存在感あるね。吉岡秀隆や瑛大も良いキャスティング。

ところで、違和感が一つ。佐藤健は見た目が若いと言うのもあるが髪型が変わっても、そう見た目的に年月が過ぎているとは気付かないのだ。個人的な主観が大きいが、カンちゃんの成長と比例していないような気がしてならない。

震災の被害と福祉保健事務所の対応を中心に繰り広げられる内容。ソコに殺人事件が絡むと言いうのが見所で何かと引き込まれる。犯人は珍しく予想通りの人物やったけど切なさを盛り込んだテイストに見応えを感じたのである。
mylife

mylife