まめだいふく

ブレイク・タウンのまめだいふくのレビュー・感想・評価

ブレイク・タウン(2020年製作の映画)
3.0
 自分の放った銃弾で同僚を殺してしまったトラウマを抱えるテキサスレンジャー。その一件以来、彼は二度と銃を握らないと誓っていた。
 ある日、彼が保安官として任務に就いている小さな町に強盗団が現れ、住人たちの命が脅かされる。
 彼は町と人々を守るため、再び銃を手に……取れよ早く‼ と思わず突っ込んでしまった。
 この保安官、とにかくのんびりしてる。住人が人質に囚われているというのに、そんなのそっちのけでせっせと罠作り。で、結局その人質殺されちゃう。
 走ることもほとんどなく、歩いて帰宅して「銃使おうかなどうしようかな」と悩む。そうこうしてるうちに、町の状況は悪化の一途。あんたなんかよりも若手の部下と一般人のおっさんスナイパーの方がよっぽど活躍してるぞ。
 とにかく緊迫感が全くない。ガイ・ピアースが町を歩く『ガイ散歩』を観てる感じ。

 終盤にようやく銃撃アクションが始まるけど、‶銃弾が主人公を避けていく” B級アクションあるあるでリアリティに欠ける。
 そしてずっこけたのがあのオチ。ちゃっかりしてんな、あんた。

 エンドロールも超のんびり。『アンビュランス』を見習え!
まめだいふく

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