OSHO

ボーはおそれているのOSHOのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.6
過激で、チャレンジ精神溢れる映画だけど、私は好きでも嫌いでもなかった…というのが正直なところ。

3時間の映画、途中までは悪くなかったけど、終盤はクドくなってしまった印象。

50歳近くの被害妄想癖の強すぎる1人暮らしのボウ(ホアキン・フェニックス)、
会社経営者の母親が亡くなったことを聞く。
母の遺言で一人息子のボウが帰るまで葬儀はできない。またキリスト教の教え?で葬儀はすぐに済ませないといけない。
ボウが大急ぎで実家に行こうとするも…という話。
ブラックコメディだし、一応、ロードムービーになる。

直接関係はないけど、私は『嫌われ松子の一生』を思い出した。
現実と空想の行き来、
意味なく芸術的な映像、
思っていた以上にエンタメ映画だったこと、
そして、『嫌われ松子の一生』が中谷美紀でないと成立しない映画なら、この『ボーはおそれている』はホアキン・フェニックスでないと成立しない映画になっているところが…

それなりに面白かったから、不快感は私はあまりなかった。
※私がこういう系の映画を見過ぎているのかも…。不快になる人の方が多い映画と思われます。
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