horahuki

マリとユリのhorahukiのレビュー・感想・評価

マリとユリ(1977年製作の映画)
3.7
記録です。

ハンガリーの至宝(らしい)メーサーロシュマールタ作品。『ドントクライ…』だった『ナインマンス』に対してこちらは『アダプション』チック。前作の主演2人が役名同じ(関連はなし)で出演してるの笑うし、続けて見たから何か役柄が違ってて頭が混乱した😂『ドントクライ…』における虚飾の安堵安定とは決別を果たした前作とは打って変わって『ドントクライ…』のその後の展望を突きつけるような本作は『アダプション』とは全く違った道筋の選択。その意味では『ナインマンス』が『アダプション』かもしれないし、本作は『ドントクライ…』かもしれない。年月とともに強固になっていく仮面は牢獄が作り出した偽りの安定と相乗効果を生み出し、仮面の自覚を失くしていく。仮面を持たない夫婦との対面(夫の方は仮面をつけ→断念的展開あり)により自覚が芽生え…なお話はスカッとして楽しかった。デュクルノーのような、女性サイドの少女から順を追ったような人生遍歴的なものを作品群通して見せつけられているような感じで、映画祭である程度まとめて見られたのは良かった。


というか阪神ほんとに優勝したの凄い!
「今年の阪神は調子が良い!」みたいなこと良く聞く割にはいつも優勝してないから今年もどうせ無理でしょ?とか思ってたら😂
普段野球全く見ない私からしたら、何よりもセールが楽しみ!!
horahuki

horahuki