CMA

偽りの隣人のCMAのレビュー・感想・評価

偽りの隣人(2017年製作の映画)
4.8
ルームシアター見放題プランで東急ホテルに宿泊した際に観ました。
レビューを投稿しようと思ったのですが、Filmarksに画像が出ていなかったということは、この作品って日本では未公開だったのでしょうか?
シリアスなストーリーなのに作品の途中まではコミカルに展開してゆくのは、『タクシー運転手』に似た印象を受けました。
舞台は40年くらい前の軍事政権時代の頃でしょうか、不正やでっちあげ、暗殺が蔓延する中、命を賭けて民主主義を勝ちとった人たちのお話です。つい最近の話なので、大変身近に感じられ、すごく良い作品だと思いました。
韓国の大統領がなぜあんなに権限を持っているのか、権力を失った後の大統領がなぜあれほど糾弾されるのか、韓国の歴史を知る上で韓国人も日本人も一度観る価値があると考えさせられる作品でした。
ただ顔がわかる俳優が出ていないので、最初誰が誰だが見分けがつきませんでした。
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