東ティモール映画祭にて。

面白かった。｢ジャックサマースビー｣｢マルタンゲールの帰還｣でも映画化されたマルタンゲール事件を東ティモールを舞台に描いたもの。
元の話が面白くアレンジし甲斐があるだろうね。

ポルトガル植民地、インドネシア占領下、独立までの東ティモールを舞台に、戦争に翻弄され引き裂かれた男女、自分達の居場所を取り戻すために立ち上がった女性たちの姿も描く。

前半は東ティモールが置かれた立場の不条理さを。後半は、戦地に駆り出され長きに渡り行方不明で死んだと思っていた夫が戻ってきて混乱する妻と村人たちを。

同じ｢マルタンゲール事件｣が元になってる既に観た二本とこれまた結末が違う。

なるほどね。

こうなったら元の事件と小説はどうなってるか読みたくなるね。

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• #リメイク+翻案+再映画化映画_みむさん
• #原作原案小説読了_みむさん

東ティモール・フェスタ2022

2021/7/23
東ティモール映画祭で鑑賞。幼くして結婚した、ベアトリスとトマス。が、インドネシア兵の襲撃で山中での生活を余儀なくされ、ベアトリスの妊娠を機に投降。集落での生活はインドネシア兵に支配されているものの、初めのうちは割と穏やかな印象。ただ、東ティモール人の男性が集落から居なくなった後は状況が一変。女性だけでは為す術もなく、心身ともに凌辱され、インドネシア兵の子どもを身籠るのみ。それでも、産まれた子どもに罪はなく、純粋に子どもを慈しむ女性たちの姿が救い。終盤でトマスがベアトリスの元に帰ってくるものの、彼の正体を巡る女性たちの言動も興味深く、どちらに転ぶのかがなかなかの見もの。本作は、東ティモール人監督による初の長編映画とのこと。