映画の中の1シーンです。
少年「どうして僕がイジメられてたのに助けてくれなかったんだよ!」
男「は?うるせーよ、ちょっとついてこい」
少年「どこいくんだよ?」
男 車を走らせる。
男 いじめっこの車爆破。
少年「ちょ、何やってんだよ笑えないよ 早く逃げないと」
男 少年置き去りで逃げる。
少年「ちょ、フザけんなよもうなんなんだよ!」
男 車で戻ってくる。
男「さっさと乗れよ 乗らねーならひくぞ」
少年「うるさい!もう乗らないよ!」
男 車で少年をひく。
男「ギャハハ 〇メートルはふっとんだな」
と、この様に破天荒すぎる男と少年の交流を描いた作品。
母を亡くした少年、悲しみの父、お婆ちゃんと三人暮らし。ヒョンなことから男と出会い、男がなぜか勝手に家に居候しだす。普通にくつろぎ普通に飯を食う。
ロン毛、髭、背中には中指立てたタトゥーが彫られたメタラー。年齢・出身不明。たぶん無職。とにかく行動が破天荒過ぎて謎。
人の家のプールに家具投げまくったり、なんかいきなり燃やしたり、お婆ちゃんにガンジャ吸わせたり…
前半はこの男と少年のやりとりがちょっとシュールコメディ風で描かれているが、後半は結構シリアスになり家族問題とか友情とか色々あって終わり方もなんかカッコイイ。
欲をいえばもっといろんなメタルの曲流してほしかったけどMETALLICAとMORTORHEADが聴けたのが良かった。
あと地味な陰キャメガネ女子役でナタリー・ポートマンが出演。地味子なんだけどめちゃくちゃ可愛いい。
タイトルやイメージで損してる感じの作品だと思うけど男の有無を言わさぬ謎の説得力とヒューマンドラマ的要素もあって、好きなタイプの作品でした。