くちかたさんの映画レビュー・感想・評価

くちかた

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凶悪(2013年製作の映画)

3.8

役者3人の演技が良過ぎる。なんやかんや全員老人殺しだがってるのよな

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.8

ぶっちゃけ退屈だったが、黒沢清の影響あってかpassion よりは映像がかなり進化していた。

PASSION(2008年製作の映画)

4.1

工場のロングショットが良過ぎる。その為の映画だよね。
昼ドラ並みの撮影レベルだがここまで面白くできるのは流石濱口監督。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.3

あまりにも音楽が良過ぎる為、映画としての評価が難しいとされただけある。劇場で観ればよかった。

常に画面から生命力が溢れている。

ユーゴスラビアの近現代史さらい直してまた観たい

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.1

柳楽優弥の演技に尽きる作品。
冒頭の歩き方だけで野性を匂わせる人物像を表現し切っている

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

3.9

ライダーの戦闘シーンが素晴らし過ぎる故に、さくらの影が薄い笑

成功したオタク(2021年製作の映画)

3.7

母親のインタビューが唯一良かった。本人に問題はあったのだろうが、曲自体には感謝しているというのは作品としての向き合い方として健全だし、そうあるべき。
基本的にオタクにインタビューしているのだが、視点の
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

3.9

3DCG使った戦闘シーンに浮かないようにキャラの書き込みが薄味なのが割と好み。
洒落怖みたいなキャラクターは流石に浮いてる気がする笑

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.2

恋愛時代でもキーメッセージだった、多面性を持つ自身を受け入れること。後ろ側の写真を渡すシーンに映画全体が凝縮されてる。
エンドロールに蓮實重彦出てきてビックリ。まあ小津の影響受けてそうだし、好きそうだ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.9

Netflixオリジナルの映画を観ると、原作イメージそのままのキャラクターが出てきて感動するが、本作こそ正にという感じ。

悪役の設定がB級過ぎたのが玉に瑕。色々しがらみがあるのはわかるが、せめて反グ
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.7

早稲田松竹で鑑賞。今年劇場で観た中では一番良かった。

ひたすらエレベーターから出たり入ったりする典型的なドラマ映画。エレベーターの中の閉鎖的な空間と、開放性の対比が良い。モーリーとチチが喧嘩してる中
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

デフォルメされたキャラクターがサスペンスを演じるので非常に観やすい。
おそらく普通にサスペンスやるより1.5倍くらいの速さで進行できるんだろうな。キャラクターを喋らせなくてもなんとなく位置付けがわかる
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バックドラフト(1991年製作の映画)

4.0

昔USJのアトラクション乗ったなぁと思い出し。
ストーリーはベッタベタだが、それがいい。やはりこの作品の魅力は生き物のような炎の表現。そこだけが並外れてる

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.1

明らかにコロナ後のインターネットをテーマにした、いにお作品。
暴走する正義を振りかざす主人公と、陰謀論にハマる母親。社会学の教科書みたいな構成だが、キャラクターが可愛いので重くなり過ぎず観れる。
吉田
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異人たち(2023年製作の映画)

3.8

画面のトーンが抑制され、終始夢の中にいる様な映画体験。
おそらく音楽で時代表現してるんだろうが、英国ロックに疎いためよくわからず

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.7

ど定番ゾンビ映画。
定番過ぎてゾンビ映画のチュートリアルかと思った

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.7

映画に限らずまだ終わって欲しくないと思える作品に出会えることは少ないが、濱口監督の映画はいつも期待を裏切らない。間違いなく今年のベストですわ。

小さな火種が山火事を生み生態系を破壊する。その連鎖が人
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

結構わかりやすく社会派ホラー映画。
鹿の角のシーンは笑える

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.8

男の子目線から見た女の子像のクオリティが高すぎる。マジで中高生の時とかこんな感じよな。

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.7

記録し忘れ。どストレートに良い話だが、ストレート過ぎて観たの2ヶ月くらいなのにあまり覚えていない

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

ラストシーンに向かってリニアにテンションを上げる渋い構成。24歳の時にひと盛り上がり入れても良さそうだがそれを入れない禁欲的なストーリーになっている。
バーで過去世を語り出すシーンが白眉。明確に2人の
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

適当に観てたが、綾野剛がいるからこそ成り立ってる危ういバランスの映画だった

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.6

今でも普通にオモロい邦画。
30年間でドラマパートの会話演技の技術が大幅に進歩したことがわかる。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

期待度が高過ぎたのもあるが、割と普通の伝記映画でガッカリ感が否めない。
従来のノーラン映画の魅力だった、ありえん映像の強度で強引に解らせにくるあの感じがない。(本棚の裏の宇宙、街がブチ曲がるシーン等)
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アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.3

時代も価格帯も全く異なる服とアクセサリーを組み合わせてまとまらせるセンスは凄い。経験の成す技。
ドキュメンタリー映画としては可もなく不可も無し

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

映像と音響が良過ぎる。
正直ストーリーは図式的すぎて好きでは無いんだが、映画としてはほぼ完璧

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

爆笑というほどでは無いけどクスクスくる映画。見る前の印象に反して映像が洗練されている

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

2.5

LGBTだかなんだか知らないが、根本的に中身が無さすぎるカス映画。
俳優陣は良いのに、演出が全てをぶち壊す。VFXの無いドラ泣き作品。

強度の無い正しさに頼った作品の典型であり、こういったものが世に
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.5

一作目とは打って変わって微妙。高速道路のシーンだけは良い

マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

おそらく4回目の鑑賞でようやくしっくりきた映画。

The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.7

この頃から一貫して家族のをテーマにしているアリアスター。こと気持ち悪さに関してはこの作品が1番では…

恋人はゴースト(2005年製作の映画)

3.7

凡な映画だが、やはり90分だと楽しんで観れる。映画は基本90分にしてくれよな

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