ヒロオさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

美少女AIロボットが暴走していく話。

ポップホラー?
怖いというより、笑える感じ。

エンターテイメントとしては面白かった。
サクサク進むし、何よりミーガンというキャラクターにインパクトがあった。
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

4.3

妻を喪って以来、トリュフ豚と森で隠居暮らしをする男。
ある日豚を盗まれ、それを取り返す旅に出る。

めちゃくちゃ良かった!

評価が低いのは、ポスター詐欺のせいだと思う。
ポスターで釣られる層と、本作
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

3.2

インドの農村で貴重な水牛が暴走し、群衆がそれを捕まえようとする話。

つまらなかった。

イカれた牛が大暴れするのを期待したが、普通の牛がただ逃げてるだけだった。

そもそも牛はあまり関係ない。
むし
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

ジョジョ4部のキャラクターで、漫画家の岸辺露伴を主人公としたスピンオフ実写映画。

「この世で最も黒く、邪悪な絵」を巡り、立て続けに起こる不審死。
露伴は、自身の過去とも繋がるその絵を追い、絵が所蔵さ
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.7

より強大なデススターの完成が迫るなか、ルーク=スカイウォーカーが、宿敵ダースベイダーと黒幕シスとの最終対決に挑む。

本筋から外れたサイドストーリーが多めな回だった。
謎生物たちとわちゃわちゃしすぎ。
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.6

エピソード4で最終兵器デススターを破壊された帝国軍が、躍起になって反撃してくる。

スターウォーズを観ていて思うのは、これは別に正義と悪の対立ではなく、統治の方法をめぐる対立であるということ。

そし
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.5

時系列順で観ているので、エピソード1〜3は鑑賞済み。

エピソード3でのクローン戦争により、体制が逆転。
ジェダイ率いる共和国は壊滅状態へと追いやられ、シス率いる帝国が銀河を支配するようになった。
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.9

舞台は、人種分離法がはびこる1960年代のミシシッピ州。
そこで1人の白人女性が、黒人メイドたちとともに、黒人差別の実態を告発する本を執筆する話。

総じて悪くはなかった。

白人に逆らえば、働き口が
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

-

MLB好きの夫に付き合い、3ヶ月くらい前に鑑賞。

私は野球のルールもわからないし、そもそもスポーツへの興味が皆無なのでよく分からなかった。

だが、監督をはじめとする日本チームの想いのアツさや、一体
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カット/オフ(2018年製作の映画)

3.7

娘を誘拐された検死官が、手がかりの隠された死体を解剖し、真相を追う話。

ドイツ発の解剖ミステリー。
ドイツにこんな作品があることにびっくり!

評価が高くないので、あまり期待していなかったが、そこそ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

半年以上前に鑑賞したが、面白すぎて感想が書けなかった。w

エンターテイメントとして完璧!

一作目は単にキラキラしてるだけの印象しかなかったが、あの青春感があったからこそ、本作がエモい。

本作のト
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

3.7

黒人の歴史の転換点となった音楽イベント、ハーレム・カルチュラル・フェスティバルのドキュメンタリー。

かの有名なウッドストックと同じ1969年の夏に開催されるも、その歴史の影で忘れ去られ、映像も50年
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

少年がアオサギに誘われ、異世界へ行く話。

基本的にジブリは小さい頃から苦手だったのだが、宮崎駿という人間の思考には前々から興味があった。

そんな矢先、駿の新作にして集大成となるであろう作品が「君た
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

孤島に住むオッサン2人の、血生臭い絶交劇。

親友からある日突然、絶交を言い渡される主人公。
「退屈なお前と無駄話する人生はやめる」、「お前が話しかけてきたら、その度に俺の指を一本ずつ切ってプレゼント
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.8

閉鎖的なキリスト教コロニーで相次ぐレイプ事件。
男性優位な社会構造において被害が「女の妄想」だと看過されるなか、女性たちは自身の未来を懸けた話し合いをする。

幼子から老婆にいたるまで、コロニーの多く
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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

3.7

独身の女性学者が、理想的な伴侶となりうるアンドロイドと一定期間生活をする実証実験に参加する話。

ドイツの作品らしい落ち着いた雰囲気。
終始静かなトーンなので、途中で寝落ちしてしまったが、つまらないわ
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355(2022年製作の映画)

3.7

世界のあらゆるセキュリティを乗っ取ることができる最先端のデバイスを奪還するため、各国の女性スパイ5人が共闘する話。

観ていて楽しかった。

圧倒的に綺麗でカッコ良い女たちが、ハイテンポなアクションを
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.2

悪魔憑依による殺人事件の真相を究明する話。

死霊館シリーズはろくに見ていないが、気が向いたのでかいつまんで鑑賞。

よくあるホラーだった。見どころがよくわからない。

ハリウッドらしい派手な演出のオ
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プレデター(1987年製作の映画)

3.2

南米のジャングルへ任務で訪れた特殊部隊がプレデターと闘う話。

プレデターが出てくるまで長いし、全体を通してスローペース。
そのうえストーリーも死ぬほど単純なので、そんなに面白くはなかった。
ラスト2
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

舞台は1960年代、移民がひしめき都市開発が進むニューヨークのウエスト・サイド地区。
そこで若者たちが巻き起こす人種グループ間の抗争と、分断を超えた愛を描いた作品。

オリジナル版を観たのはかなり前で
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

「ベイビーブローカー」を裏稼業とする2人の男が、赤ちゃんポストに捨てられた赤子の買い手を探す旅に出る話。

旅には赤子の母親なども加わり、「家族」について複雑な背景を持つ人々の心が解きほぐされていく様
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

3.8

離婚により愛する子供たちと暮らせなくなった父親が、家政婦のおばちゃんに扮して家に侵入する話。

女装男性が今話題ということで鑑賞。

ハートフルなホームコメディで、後味がとても良かった!

父親として
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

トランスジェンダーとしての苦悩を抱える主人公が、育児放棄されていた親戚の中学生の少女を預かる話。

2人の間に芽生える愛、そして少女が未来へと羽ばたいていく様子が描かれている。
影を持つキャラクターが
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失われた週末(1945年製作の映画)

3.0

アル中の売れない小説家が、アルコールの誘惑に翻弄され続ける話。

正直全然面白くなくて、なぜこれがアカデミー賞?という感触。

ひたすらアル中の苦悩が描かれているだけで、特にストーリーに起伏がなかった
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.6

核戦争から30年後の2019年の東京。
荒廃したこの都市で、「AKIRA」という謎の力を巡って、不良少年、軍、反政府ゲリラが騒乱を巻き起こす話。

日本が誇る伝説的アニメーションで、今なお世界中の監督
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M(1931年製作の映画)

3.2

1930年代のベルリンで、暗黒街のボスたちが少女の誘拐殺人事件の犯人を捕まえる話。

トーキー黎明期に作られ、サイコスリラーの元祖と言われる作品。

犯人の猟奇的な行動に焦点が当たるのかと思いきや、犯
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アナキンがシスに寝返り、闇堕ちする話。

いや、待って。アナキンがダース・ベイダーなんて知らんかった。
これは最早ネタバレにもならないレベルの常識らしいが、そんなことも知らない愚鈍な私は無事に衝撃を食
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.4

エピソード1から10年後の話。

前作で力を見出されたアナキン少年が、本作では成長してパドメと禁断の恋に落ちていく。

その一方で、評議会からの抑圧に不満を募らせるアナキンの様子や、忍び寄るクローン戦
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.5

スターウォーズ初鑑賞。
友人の勧めで、時系列順に観ることに。
新3部作を見終わったので感想を…

結論、なんのこっちゃという感じで、面白いかさえもわからず、楽しめたとは言い難い。

初心者からすれば、
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.8

波乱の幕末に6年間だけ存在した新撰組を描いた作品。

序盤からかなり駆け足に進み、新撰組についての前提知識がなかった私は無事に置いてけぼりをくらった。
特に、各藩の動きや、伊東甲子太郎、清河八郎、芹沢
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.8

離婚以来、不仲なままの元夫婦が、娘の電撃婚を阻止するため、嫁ぎ先のバリ島へ向かう話。

映画としては普通だが、脳死で何か明るい作品を見たい時や、夏らしくリゾート気分を味わいたい時にはオススメ!

ジュ
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リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960年製作の映画)

3.5

食人植物をめぐるホラーコメディ。

昔の作品の割にはギャグセンが高い。
ブラックなネタが多めで私好みだった。

登場人物は軒並みイカれており、猟奇性高めのヤツや、頭の緩いヤツが多い。

ジャック・ニコ
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モンキー・ビジネス(1952年製作の映画)

3.1

研究用のチンパンジーのいたずらで偶然にできた若返りの薬によって、それを飲んだ人々が異様な行動を起こしていく話。

映画史に残る巨匠、ハワード・ホークスの作品に触れるために鑑賞。

1930年代〜40年
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.7

弁護士になるまでの繋ぎとして児童福祉館で働き始めた青年が、虐待されている姉弟と出会い、彼らを救うため奔走する話。

韓国で実際に起きた、児童の虐待死事件を基にして作られた社会派サスペンス。

虐待に気
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

第三次世界大戦により荒廃した地球で、エネルギー資源確保のため、とある男が過去や未来に送り込まれる話。

29分の短編SF。

モノクロ写真の連続とナレーションで進む、実験的作品。

切なさと退廃の入り
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

平和な田舎町に立て続けに異変が起こり、ついには人々がゾンビとなっていく話。

ゾンビはバカだから好きなので鑑賞。

Filmarksの評価が低いので期待していなかったが、遊び心を感じられる作品で、普通
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