ヤン・シュヴァンクマイケルを彷彿とさせるアーティスティックでシュルレアリスムなストップモーションのアニメ映画。
部屋をダイナミックに使った、なかなか見たことない手法のアニメーションで、この手の映画を>>続きを読む
CGの技術と比例して猿の表情が豊かになったことで、顔のアップがめちゃくちゃ増えた『猿の惑星』リブートの3作間であり、新シリーズの完結作。
いよいよ本格的な猿と人との戦いとなり、冒頭からいきなりの戦闘>>続きを読む
『猿の惑星』リブートの2作間。前作から10年後を描いているんだけど、前段階の設定が当時と今とでは段違いの説得力というね。
まあ、それはさておき、今作は猿と人間の違いとは何だろうってなるレベルで猿側も>>続きを読む
『猿の惑星』リブートの1作間。
ちょっとチグハグな展開ではあるんだけど、シーザー視点のお話はめちゃくちゃ面白かった。ただ、その弊害として、徐々に人間視点パートはどうでもよくなってくるというね。
と>>続きを読む
リブート3部作の地続きの世界観ではあるものの、予習してなきゃまったく分からないとかではないので安心しました。
ただ、若干のリブートのネタバレは食らうので、気になっちゃう人はリブート3部作を見てから鑑>>続きを読む
猿の惑星のリ・イマジネーション作品。それぞれのシリーズとの繋がりは特になく、あくまで独立した作品とのこと。猿の惑星の新作の予習として鑑賞。
監督はティム・バートンなんだけど、それにしては割と普通の内>>続きを読む
北野映画の代表作の1つで、ただただ静かな暴力に魅せられるバイオレンス映画。
ストーリーの大枠は良くあるヤクザ映画の枠から外れていないのにも関わらず、ズバ抜けた映像の撮り方や切り取り方のセンスで、こん>>続きを読む
コナン目当てではなく、脚本の内田けんじさん目当てで鑑賞。自分の大好きな映画『鍵泥棒のメソッド』の後日談のような内容だと聞いて、いつか見てみたかった作品。
映画のオリジナルキャストである香川照之と広末>>続きを読む
クリスマスを題材にしたカナダのショートフィルム。
まあクリスマスだからといって誰もが楽しめるわけではないですよね。煌びやかな光景と、なんだか切なくなってくる父親とその他の関係性との対比が何とも印象的>>続きを読む
タイトルの「タカナクイ」とは、実際にペルーにあるお祭りのこと。どんな祭りかというと、1年に1度、タイマンで話をつけましょう的な趣旨。
テレビ番組でこの祭りの存在は知っていたけど、分かりやすくそれに着>>続きを読む
まず個人的な感想を言えば、観て良かったです。
もちろん日本人だからこそ、色んな部分で複雑な心境になる箇所はたくさんある。原爆を作る過程は、この延長線上にある未来を深く知っているからこそ、めちゃくちゃ>>続きを読む
突如として大金が舞い込んだ田舎男と女性記者のラブコメディ。
主人公が庇護欲を掻き立てる女性にすぐ惚れちゃうのは、この時代のアメリカ映画あるある。だから、変人として描かれる主人公像のわりには非常にテン>>続きを読む
予告編の時点で面白そうだなとは思っていたけど、やっぱり好きな世界観でした。
原作はまったく知らないどころか、浅野いにお作品とは縁のない人生を送っていたんですけど、この方のほかの作品を読んでみたくなる>>続きを読む
学校に行くのに川を渡らなくてはいけない男の子が主人公のキルギスタンのショートフィルム。多分キルギスタンの映画ははじめて見た。
内容はわりとシンプルだけど、とにかくキルギスの高地の景色が美しい。壮大さ>>続きを読む
手作りおべんとうが大好きすぎる男の話。
おべんとうの愛が伝わってくる作品。冒頭に出てきた、おべんとうはどれも美味しそうでした。
職場のとあるシーンは、大袈裟すぎて笑っちゃったけど、主人公目線からす>>続きを読む
『ゴッドファーザー PART III』の再編集版。筋書き的にはpartⅢと大きな違いはなく、オープニングやエンディングが変わっていたり、微妙にカットが違ったりしている感じ。
内容的にはシリーズのエピ>>続きを読む
前作から間を挟まずに見たからこそだろうけど、三部作の中で最も衝撃を受けました。
過去と現在を交互に描いて、父と息子のそれぞれの戦いを対比させる構成は、あまりにもドラマティックで、あまりにもニヒリステ>>続きを読む
いつか見てみたいなと思いつつ、実はまだ見てなかった。マフィアの話ということは知っていたけど、内容はほとんど知らずに鑑賞しました。
正直見る前の印象は、壮絶な抗争や裏切りとかでめちゃくちゃドロドロした>>続きを読む
モンタナ州の荒野と平原を舞台に、そこで暮らす3人の兄弟とその父親についての物語り。
20世紀初頭から第一次世界大戦、禁酒法時代などの壮大な現代アメリカ史を背景に描いており、さながらアメリカ版の大河映>>続きを読む
若者とチンピラと警察が入り混じる、韓国のクライムアクション映画。
マ・ドンソクはいつものように腕っぷしの強い役柄が似合ってたけど、主演の男の人はお顔立ちが綺麗で清潔感のある雰囲気だから、不良にも見え>>続きを読む
ボーイスカウトの男の子が、怪我をした女の子を励ますために一緒にキャンプに行こうとする話。
6分ほどのショートフィルムだから、シンプルな筋書きだけど、男の子も女の子も凄く微笑ましくて思わずニヤけちゃう>>続きを読む
イスラエル系の母とパレスチナ系の父を持つ料理大好きな少年が、自分の料理で家族を1つにしようと奮闘する成長ストーリー。
主演は『ストレンジャー・シングス』のウィル役でおなじみのノア・シュナップ。本作が>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
金田一シリーズをほぼ見たことがなかったんだけど、『犬神家の一族』と『八つ墓村』ぐらいは一般教養として見ておくべきかと思いつつ、配信期限も迫っていたので、やっとこさ観ました。
最初の感想としては、あの>>続きを読む
ストーリーの大筋は結構ベタなんだけど、それにクリスマスと宇宙の要素が加わって、見どころのあるショートフィルムに仕上がっている。
日本の監督が作った映画だけど、全編英語。ちなみに、クラウドファンディン>>続きを読む
終戦直後より高度成長期に至るまでの道のりを漫画家・辰巳ヨシヒロの少年時代から青年期、そして現在に至るまでの日本の様子を、本人の短編5作品を交えながら描いたアニメーション映画。
辰巳ヨシヒロという方は>>続きを読む
妻が夫の浮気を疑い、探偵に調査させたら、夫の浮気相手は青年だったという、ちょっと複雑なラブストーリー。
この設定からも分かるように、作品内では同性愛も取り扱っていて、男女のさまざまな愛の形を表現しつ>>続きを読む
顔のいいクズ男が、事故って顔に酷い傷を負ってしまい、自暴自棄になる話。
上記のあらすじからしてヒューマンドラマ的な話に落ち着くのかなと思いきや、途中でストーリーが結構意外性のある方向に舵を切り出した>>続きを読む
3分ほどのサクッと見れるショートフィルム。
ワンアイディアをストレートに表現した作品。個人的に似たようなことしたことがあったので、共感性羞恥でいたたまれなくなった…。
この作品に関しては、こっちの別エンディングバージョンのほうが好き。
なんか観客の反応を調査したうえで、急遽別エンディングを作ることにしたらしいけど、それも納得。
オリジナルも悪くないけど、あっちは>>続きを読む
夫を殺害した容疑をかけられた女性作家。現場に居合わせたのは、視覚障がいのある11歳の息⼦だけ。裁判が進むにつれて、次第に夫婦の秘密や謎が明らかになっていくといった内容。
まず法廷のシーンが結構な時間>>続きを読む
プロポーズをうけた翌日に失踪した恋人・市子を捜す男性の視点を軸に、徐々に市子の隠された過去を知っていくという作りのミステリ映画。
なるほどー、こういう話か。内容は触れづらいけど、めちゃくちゃ面白かっ>>続きを読む
『トレマーズ』シリーズの1作目。主演は若きケヴィン・ベーコン。どんな話かはポスターを見れば一目瞭然ですよね。
まさに古き良き軽いノリのB級パニック映画といった感じで、ツッコミどころは満載だけど、深い>>続きを読む
ほかの方が指摘してる通り、邦題とポスターで想像するような戦地を舞台にした作品ではない。内容的には、兵士でありながら母親でもある主人公の様々な葛藤を描いた映画。
想像よりもしんどい内容だったけど、戦争>>続きを読む
雇われ店長として男が1人で切り盛りするどら焼き屋に、ある日突然、働きたいという老女がやってくるドラマ映画。
まず樹木希林と永瀬正敏の演技が半端ない。台詞を台詞と感じさせないこの2人だからこそ作れる空>>続きを読む
1人で雪だるまを作ってる男の子。顔の部分の雪玉が上に乗せられなくて、お父さんに手伝ってもらおうとするものの…。
まったく台詞のないショートフィルムで、細かい説明は一切ない。それでも男の子の気持ちは痛>>続きを読む
韓国版のMCU(マ・ドンソク・シネマティック・ユニバース)こと『犯罪都市』の第3弾。
もうこれ韓国のスーパーヒーローものと言ってもいいでしょっていうぐらいのマブリー無双。途中からはマ・ドンソクがハル>>続きを読む