バイオ人造人間やらハイテク兵器やらが登場する近未来アクション。全体的に安っぽく、香港映画の軽さが悪い方向に出ています。老ジャッキーは頑張っていますが、やはり食い合わせはよくない。そもそも敵が白塗りとい>>続きを読む
これがヤンキー映画の金字塔か!
昭和のヤンキー風俗はやはり懐かしい。自分の周りにもボンタンを履いてペシャンコの学生カバンを持っていた奴、いくらでもいたもんなぁ。当時は学ランで居酒屋に入っても酒出して>>続きを読む
期待しないで見たのですが、案外悪くなかったです。
落ちこぼれのプロゴルファーが一念発起してトーナメントを戦うという、テンプレ通りの映画ですが、主人公の織金(武田鉄矢)を応援する浅草界隈の仲間たちがと>>続きを読む
世間知らずの新人が汚職や利権にまみれた旧弊の政治を変えていく。大体の政治ドラマがこの話型です(古くは「スミス、都へ行く」など)。
常識でありえない「選挙あるある」「政治あるある」は笑えますし、世襲や>>続きを読む
シリーズ第18作。志村喬、待田京介と共演キャストは充実しているけど、ドラマが弱いか。と、途中まで思っていたところ、クライマックスで熱い展開が。
市が銃で撃たれて深傷を負うのにもびっくりすが、助けてく>>続きを読む
基本話型は、母親を殺した仇への復讐劇。このゴシックな世界観は、「101匹わんちゃん」のほのぼにとした世界観と全然違う。笑っちゃうくらい違う。そこにまず意表を衝かれます。
途中は「プラダを着た悪魔」の>>続きを読む
劇場版第5作。スケールがどんどん大きくなり、国際なテロ組織が登場。がやたらと派手な爆発があり、クライマックスは、組織に乗っ取られたタンカーが山下公園に迫っていくという「スピード2」のようなスケール感。>>続きを読む
ほぼ全編エジプトロケ。景気がよかった時代の日本映画といった感じ。日本映画にしてはスケール感がありますが、「インディ・ジョーンズ」などとは比べるまでもないですね。古代エジプトの秘宝をめぐるストーリーは平>>続きを読む
アクションよりもドラマ重視の作品とのこと。ジャッキーとサモハンが兄弟役とはエモい。
サモハンは知的障害の兄役であり、説得力のある役柄とは言え、ジャッキーに守られるだけの兄。彼のアクションはなく、共闘>>続きを読む
過疎の村のたった一人の医者が突然失踪するという、衝撃的なオープニング。そこから物語は時間を遡り、過疎の村に生きる医師の日常、彼の不思議なパーソナリティなが語られていきます。医師役の鶴瓶、研修医役瑛太、>>続きを読む
実録版ギリシャ神話とでもいいますか。ヘラクレスを神の子ではなく、1人の人間として描く。だからヘラクレスも傷つくし、悩みもする。狙いはわかりますし、ヘラクレスが個性的な仲間と戦うというファンタジー・アク>>続きを読む
シリーズ第17作。これは久々の傑作かも。
子どもの父親を探すというストーリーは平凡ですが、その庄吉という男(伊藤孝雄)は絵描きで、監禁されて違法な猥褻画を描かされていたという事実が明らかになる。なか>>続きを読む
「ピンクの豹」続編。ストーリーに繋がりはありませんが、1作目より面白かったな。
ところ構わず転んで物を壊しまくるクルーゾー警部の行動が面白い。中学生レベルのギャグは「裸の銃を持つ男」に通じるところが>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ第7作。このシリーズ好きなところはチームプレイにあると思うのですが、ややマンネリ気味のところもあり、トム・クルーズもちょっと落ち着きが出てきたし、ヴィング・レイムズもサイモン・ペッグも老けた。>>続きを読む
ジャッキーが変な扮装をして道場破りを撃退する前半はコメディ色が強いです。ジャッキーの女装は悪趣味すぎて酷いな。
祖父を殺されたジャッキーが、兄弟子から秘拳を伝授されて復讐するという後半の展開はオーソ>>続きを読む
事件に巻き込まれた主人公が悪夢とも妄想ともつかない世界に迷い込む。リンチ作品はそんなに見ていないけれど、「マルホランド・ドライブ」は傑作だと思っています。本作はそれに近い雰囲気を感じます。
でも、事>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
200人で砦に立て籠り、包囲する数千のメキシコ軍と戦う。なかなか熱い設定、結構好きです。
絶望的な籠城戦。この手の映画の常套は、援軍が来て形勢逆転というものですが(「ロード・オブ・ザ・リング」の2作>>続きを読む
小泉今日子主演のホームドラマというのは意外性がありましたね。隠し事の一切ない家族って設定もすごいなと思ったら、案の定、秘密がぼろぼろ出てくる。そりゃそうだろうという話でした。
共感できる人物もおらず>>続きを読む
ゲイ・コミュニティには縁がなかった私ですが、よくオカマバーに行く友人が「すごく話を聞いてくれるんだよ!」と力説していたことを思い出しました。
弱い人を寛容の受け入れるコミュニティなら、誰が入っても居>>続きを読む
ケイト・ブランシェットが演じる主人公が、クラシックという難解な音楽と、指揮者という難解な仕事を見事に言語化して説明していく冒頭の場面に度肝を抜かれます。
自己中心的で冷酷であり、周りの人間をどんどん>>続きを読む
「フリーダム」とか「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」なんかは好きですけど、流石にワム!の楽曲は今聴くとどうにもダサい。でもジョージ・マイケルの歌声は本当に素晴らしい。ポップス界最高の男性歌手は彼だと>>続きを読む
最近よくある、韓国の近現代史の裏側を描いたシリアスなドラマか思いきや、とんでもないホラ話で、中盤まではコメディだ。
自分を金日成を思い込む主人公(ソル・ギョング)は完全に笑いの対象であって、「帰って>>続きを読む
キリスト教のコミューン中で起きた集団レイプ。女たちの選択肢は3つ。戦うか、逃げるか、赦すか。女たちは屋根裏部屋でひたすら議論する。
映画は、彼女たちの行動の行く末が描かれないまま幕を閉じます。加害側>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ガル・ガドットが体を張ったアクションを見せてくれますが、どこを切っても「女版ミッション・インポッシブル」のよう。世界征服(?)を企む敵とハイテク兵器を奪い合うという設定に至っては、「007」のようなオ>>続きを読む
劇場版第4作。前作から7年のインターバルが空き、状況に変化が見られます。近藤課長を演じる中条静夫さんが亡くなり、後任に小林稔侍の深町課長が登場したことが最大のポイント。なんだかんだでタカとユージの理解>>続きを読む
好みの問題とは思いますが、このシリーズはどうにも乗れないなぁ。
前作で敵対する組織を制圧してしまい、次はどこへ向かうのかと思ったら、敵の生き残りの反撃に遭うという、やや拍子抜けのストーリー。
相変>>続きを読む
これ、デュマの「黒いチューリップ」と全然関係ないんかい! 時間のムダしたなぁ。
内容は同じくドロン主演の「ゾロ」のコピーみたいな義賊ものです。正体はバレることを恐れて双子の弟に代役を頼むという、大し>>続きを読む
シリーズ第15作。刀鍛冶の爺さんが、市の仕込み杖が限界に来ていて「あと1人しか斬れない」と見抜く。この状況で市がどのような決断をするのか、ぐいぐい引き込まれてます。
そして、ついに市が敵を斬ったとき>>続きを読む
アクションよりもシリアスなドラマ性が際立つ予想外の良作。
師匠を殺されて仇討ちに向かうも、敵は後悔して改心していた。ちょっと変わった設定ですが、その敵役が改心したきっかけが妻の自殺だったという重いエ>>続きを読む
完全に記憶が飛んでいましたが、2度目の視聴でした。
12人の監督による「オムニバス」と思いきや、映像の質感の統一感を保ちつつ風景の映像を挟んで繋ぐという凝ったことをしていて(わずかですが登場人物のク>>続きを読む
凄いどんでん返しがあるとか、カタルシスがあるとか、そういう類のミステリーでは残念ながらなく、心の傷を負ったまま成長した大人がどう再生していくかを描いた物語なのですね。ヘビーな内容ではありますが、見応え>>続きを読む
前作を見たときも思ったのですが、主人公やスパイというより特殊工作員とか傭兵とか、そんな感じ。この映画は、ジェラルド・バトラーあたりがやりそうな、荒っぽい人質救出アクションでした。
仲間が有能だったり>>続きを読む
シリーズ10作目。前作はいまいちでしたが、盛り返してる!
冒頭で、シリーズ最高傑作との誉が高い「メガMAX」の金庫をぶん回す名シーンが再現されて「懐かしい!」と思ったら、この場面で死んだ悪役に息子が>>続きを読む
あ、これだ、子どもの時に見て怖かったやつ。なんの映画か気になってたんです。白塗りの妖怪みたいなのが凄いインパクトでした。
少林寺に隕石が落ちて、精霊が親切に拳法を教えてくれる。なんじゃそりゃって感じ>>続きを読む
インド版「ランボー」といった感じかな。仲間はおらず、たった一人で強大な組織に立ち向かう。そして圧倒的に強い。
彼が敵をボコボコにするのを見るのは痛快なんですけど、これだけ強いんならさっさと敵ボスを倒>>続きを読む
過去の仕掛人の映画は全て見たと思うのですが、文句なしに最高傑作でしょう。
原作は全て読破していますが、このシリーズの魅力の一つに、梅安と彦次郎のコンビネーションがあると思っていて、過去作にはそれが全>>続きを読む