スコセッシフォールド全開さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

推理は間違っていたが事件は解決

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

4.2

生きたまま食われる。ちょっと爪が剥がれただけで悶絶案件なのに。
檻に収監され、吹き矢に囲まれ、順番を待つだけ。墜落した時点で死ぬべきだった。生きていることを後悔する。
偽善アンチが見え隠れする話。はぁ
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

最先端AIが大ボスの立ち位置で、情報の網羅性とそれを基にした予見可能力が脅威になり、いよいよミッション・インポッシブルな相手が登場したと興奮していたけど、全然計算過程を見してくれず答え合わせのカタルシ>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.8

噂には聞いていたけど超絶大傑作だった。今まで出会ってきたホラー映画のプロットのベスト・オブ・ベストで、これを超える奇跡の設定はこの宇宙にない、と強く思った。感動した。強迫性障害気味の自分に刺さりまくっ>>続きを読む

ディクテーター 身元不明でニューヨーク(2012年製作の映画)

4.1

言動が明らかに間違っているから風刺の認識で終始笑っていたけど、それが正解だったのか見終えたあとにモヤモヤが襲う。痛快なのか不快なのかの線引が難しい。グレーエンタメ。直感は大事にしたい。面白かった。>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

俺(昭和)はこう生きた[←ポカーンだけど一応そう言う]、お前ら(平成/令和)は知らん。「君たちはどう生きるの?」で全然それでいいけど、説教はお預けでいいけど、つまり何をしたかったのかだけ知りたい。その>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

2.3

マイケル・ベイ/トランスフォーマー、特に1作目が至高すぎただけだった。CGクオリティの低さとユーモアの無さ。全編抜かり無く真顔で真剣なバカをお届けする、が最高なんだなぁ。別にアイアンマンは見たくないん>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

北欧ホラーの苦手なところが凝縮されていた。めちゃくちゃノッツフォーミー

ミザリー(1990年製作の映画)

2.0

アニーは怖くないし、なにを楽しめばいいのか分からない。部分的上位互換の『RUN』見ちゃってるし。

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.5

これ以上付け加えたり、あるいは取り除いたりすれば崩壊するであろう完璧な世界。色合いも造形もタッチも、何もかも。可愛い、から悲しい+温かい、に舵を切る展開に驚くし、なによりオチが豊かで素晴らしい。良すぎ>>続きを読む

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

3.5

野蛮、アナーキー
彼らはごく普通の人間ですよ、が根底にある。家族がいて、泣いたり笑ったりする感情があって(それが絶対的な人間の構成要素だとは言わない)。果たして自分たちと何が違うのか。なんの罪に問われ
>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

恋愛、家族、仕事、友人、推し活。誰しもが持つであろう苦い経験や悩み。"タイムループ(時間の停止)"のハプニングにより、突然無限の時間が与えられ、問題に向き合うことになる。
ループはしても記憶は更新され
>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

マイルスは"本来スパイダーマンになるはずではなかった存在"と告げられる。黒人はスパイダーマンになれない、アリエルになれない、ボンドになれない…と言われてきた昨今の人種差別問題にどうしても重ねてしまう。>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

メールも電話もニュースも調べ物も、そして映画制作も、PC一台でできてしまう。ラップトップ画面のみで完結させているんだけど、隠しカメラのレコーディングとか、マルチモニターとか工夫が良い。
電話をしている
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.6

マイルスに我が身を委ねるところ。お前がこの世界のヒーローだ、お前が守れ、お前を信じる、お前もスパイダーマンだ。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

2.7

ガラスの隔たりがなくても制圧できそうだし、アンソニー・ホプキンスがそもそも可愛い見た目をしている、溢れ出る優しさが邪魔をして全く怖くない。断言しよう、レクター博士は怖くない。
男性優位社会。レクターの
>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

フラッシュの恣意的な歴史改変で別宇宙の人達が死んでいるんだけど、言っちゃえば間接的な殺人なんだけど、その反省や代償はどこへ?というくらいに当人はほぼ無傷で済んでいるのが気になる。そしてよりによってジョ>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.3

アニメ的なギャグはどうしても犠牲になってしまうのだけど、それでも実写とリメイクの良さがバシバシ伝わってきて最高だった。
海難事故、アースラ戦のアトラクション感。音響でスケールアップを実感する。『Unt
>>続きを読む

MESSI/メッシ -頂点への軌跡-(2014年製作の映画)

2.3

フランス優勝に2万円賭けてたことを思い出し涙する。優勝おめでとう、の言葉が素直に出てこない。
あのゴールパフォーマンスの意味。祖母に捧げる、この親孝行者がよ。
部外者がうるさい。マラドーナとの比較だの
>>続きを読む

アンビュランス(2022年製作の映画)

3.4

長い。素材が多すぎて2時間超え。いちいちフルーツ屋台に突っ込んでるんじゃないよ。マイケル・ベイのやりたかったことは伝わった。
カーアクションはメイキングとか見れば分かるけど60km/hぐらいしか出てい
>>続きを読む

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

3.2

致命的なのはフラッシュを除いたジャスティス・リーグメンバーに興味が湧かないこと。ワンダーウーマンはスーパーマンとキャラ被り。頭脳担当のコスプレおじさんはサイボーグに仕事奪われて財布担当になっているし、>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0

正義ベクトルは違えど、愛する守るべき存在がある、行動原理は共通している。さぁ、二人はどう共存していくのよ、2時間じっくり見してくれ。からの母親の名前が同じで和解、はご都合主義のその先を見た。
スーパー
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

調理シーン、食事シーン、料理、もっと見たい。
一流料理とやらがなぜか美味しそうに見えない冒頭シークエンス。楽しく作っているかどうか。多分それだけの違いだった。作り手の意識が反映されている、そう見える不
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.8

女性の人権。
twitter、YouTubeやYahoo!コメントで見る“泥酔の女性へのレイプ“に対する不快で的外れで他人事な指摘を痛烈に批判する。被害者とその遺族の苦悩。なぜキャシーが…。罰を受ける
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

家族観、男性性、異性愛が前提の小学校による無意識の加害。社会的な序列、同調圧力による無言の加害。ゴシップ、週刊誌による数の加害。虐待による物理的な加害。イジメ、視線の精神的な加害。いろんな形で存在し、>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.5

部活を突然辞めた桐島さんは最後まで顔を見せない、声を発しない。異質すぎて面白い。
演者の演技力。松岡茉優の八方美人が至って自然。あんな人やこんな人、いたなぁ。と、うっすら記憶が蘇る。
それなりの治安は
>>続きを読む

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.0

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ:手彫りの映画、その舞台裏』で4.0に上がった。ストップモーション。命を吹き込む。
風船、コイン、あえてミスを起こす。不完全さの自然さ。それでちょっと長くなっても全然
>>続きを読む

白頭山大噴火(2019年製作の映画)

1.8

ディザスター×コメディ。ニテマゲドンで、ナガマゲドン。

ではあるけどやっぱりあの展開は良い。

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

『遊星からの物体X』がなかなかお洒落な邦題でまず好き。
元凶であるハスキー犬の何かに取り憑かれている演技(?)が凄い。
物体の外見。どうやったらあんな醜いクリーチャーを創造できるのか。グニョグニョ動く
>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

細かい文句は沢山あったけど、ラストのあれで忘れた。

3部作構想の1作目だとしても、さすがに何も進まなすぎでは?と感じた。どんどんファミリーは増え続けていく、死んだと思われた人達が生きていた、なんてこ
>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

2.6

弟との確執も、あの人達との再会も、組織の企みも、宇宙も、派手だけどアイデア不足だし、内容がまるでないのでかなり退屈。磁石に頼りすぎ。
落水するタイミングで、観客が知りたい事実の整理が行われる。都合のよ
>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.4

シリーズ1エンタメで、ファミリー。ゴチャゴチャしているようで、全部吸収できている。
人間体でやっても面白い映像を車でやっちゃう、ゾンビタイム。
官僚噛ませタイプだが、ちゃんと運転が上手いリトル・ノーバ
>>続きを読む