えまおさんの映画レビュー・感想・評価

えまお

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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

感想を考えるのが難しいが面白かった。
忘れたくなるような最悪な過去だと思っていても、記憶を消えてしまうことって怖いなと思った。
海岸沿いの家が崩れる中で戻るシーンが好き。失われることを受け入れるしかな
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

2回目の鑑賞
必要以上にセリフが無く静かな映画だけどめっちゃ良かった。2回目は1回目以上に比喩や表現が理解できて凄かった。カメラワークというか視点の表現もすごい。
最後、心がちょっと抉られた

ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

3.2

証券会社でキャリアウーマンとして上を目指したい主人公が、女だからという理由で誰にもフェアに接してもらえず、上司の留守中になんとか手柄をあげようとする話。
主人公はいいキャラしてると思う。割と好き。
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ヒース・レジャーの恋のからさわぎ(1999年製作の映画)

4.0

可愛い高校ラブコメ。結構よかった

主人公の服装とか趣味が結構好き
ヒースレジャーはジョーカーの印象しかなかったけど想像以上によかった

それはそれとして邦題ださくね?

ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

4.0

展開が突飛すぎてリアリティは皆無だけど笑えた。頭を空っぽにして見る映画

コレット(2018年製作の映画)

3.5

キーラナイトレイ主演の歴史映画が観たいという気持ちだけで観始めたので、エンディングまでこれが実在の人物の伝記映画だとは知らなかった。話のテンポが分かりづらいなと思ってたけど、伝記映画なら納得。

主人
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.1

すごく面白かった。何より綾野剛の良さに気付かされた。

あとヤクザたちを映像化すると漫画の200倍くらい迫力があって恐かったのが面白かった。
原作にはいない合唱部員や映画観る部の子、聡実くんのお父さん
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

子供の頃からマリオのゲームをやってて、今更観れた。曲やキャラや小ネタなど気づくとちょっと嬉しくなるものが多くてとても楽しく観れた。ピーチ姫も好きだし、クッパも良いキャラしてるし、マリオとルイージがニュ>>続きを読む

遺灰は語る(2022年製作の映画)

2.8

死に際に「故郷に灰を埋めてほしい」と願ったのに当時の政治家のせいでずっとローマに置かれていたイタリアの大作家の遺灰が、10年経ってようやく故郷シチリアに帰ってくる旅を描く映画。
本編は重い気持ちになら
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EO イーオー(2022年製作の映画)

4.1

ポーランドのロバ映画。興味本位で観に行ったら想像の100倍くらい感情移入してしまった。
映像や音楽がびっくりするくらい綺麗で、ロバも想像以上に可愛くて、全部のシーンでこんなに感情が揺れ動く映画初めてか
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バービー(2023年製作の映画)

4.7

やっっっと観れた!!楽しみにしてたので爪をピンクに塗って臨んだ💅
ケンの歌のシーンが最高で、帰り道に早速聞いた。2時間の映画が短く感じた

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

近未来のロサンゼルスでAIと恋に落ちる主人公の話。

観る前は「よくある近未来SFみたいな、一見楽しく見えてから後半にAIが無機質で不気味な存在になって、こうなるかもしれない未来って恐ろしいねって怖が
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

記録。
とりあえず考えをまとめてからレビューを書こうと思う。ジャンル的には割と好き

海獣の子供(2018年製作の映画)

4.7

とても久しぶりに観た。公開当時は私的にその年のトップ映画の一つだったので久々に観れて嬉しかった。

とにかく絵が綺麗で、下手したら空や海の描写(キャラも背景も)に見惚れるだけで2時間過ぎてしまいそうに
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

3.7

久々の2作目!!今回は情報量も多く、1作目より映画の時間が40分くらい長いのに、テンポが速く感じた。やはり懐かしく、前作よりエンタメ性というか、ハラハラドキドキ要素が多くて楽しかった。

主人公のカッ
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

今年末に新作が出るらしいので懐かしくなり、高校生の頃にハマってたハンガーゲームを久々に観た。やっぱり面白い。

前に観た時はサバイバルゲーム!!弓矢がカッコいい!!三角関係!!みたいな要素にどうしても
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.0

仮面ライダーはほとんど見たことがなかったが、観たがっていた弟と一緒に鑑賞。
多分わざとやっていると思うが、予算が多いんだか少ないんだが分からない演出や、始終喋り方が事務的(棒読み?)なキャラたちにあま
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

とても楽しく観れるアクション・コメディ。

ブラッドピット演じる主人公が、新幹線の中から荷物をこっそり取ってくるだけの仕事をこなすはずだったのに、同じ電車に他の暗殺者や様々な思惑の人がいて、なんとか終
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

意味分からんヤバい映画、という評判を聞いていたが、かなり面白かった。

夢の世界の中のファンタジー感というか理解不能感(そもそも理解可能なものにする気が無い感じ?)は、不思議の国のアリスと少し似ている
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.6

老舗ホテルのベテラン支配人と、支配人の弟子になる新入りが老婦人の遺産争いに巻き込まれる話。
ストーリーは王道のサスペンスっぽいのだが、世界観が常に可愛い。場面にパステル系の色が沢山使われてたり、キャラ
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サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.3

お勧めされて観た。最初は「ハングオーバー」的な下品なコメディになるのかと思ったが、全くそんな事はなく、意外とリアリティが有って寂しくて大人の恋愛だった。役者さんたちも演技が上手い。
ワインが沢山出てく
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アマデウス(1984年製作の映画)

4.6

音楽家としてのモーツァルトの生涯を、当時オーストリアの宮廷作曲家だったサリエリの視点から語った歴史映画。
この映画の中で主人公のサリエリは幼少期に「作曲家になりたい、神の栄光を音楽で讃えさせて欲しい」
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.5

単純に「悲しかった」「綺麗だった」で片付けてはいけない類の映画。現実の理不尽に打ちのめされた、とても厳しい映画。

でもこれは日本人として目を背けずに見なければいけない問題でもある。これほどの理不尽と
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.4

大切な人からの期待に応えたくても、それが自分自身を抑圧するプレッシャーになってしまっている状態では人生はとても息苦しいものになってしまうなと。そして周りからの優しさに応える余裕がなくなってしまう。>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.5

映像が綺麗で、静かだけど心が緩く解けていく感じのロードムービー。人生って一期一会なんだなぁと感じさせられる。
冬の厳しいロシアの長距離列車が舞台だけど、凍えそうな寒さの中でも静かに暖を取るような暖かさ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

宣伝文句でなく本当に笑って泣ける。「優しさの強さ」を見せてくれる映画

カンフーアクションがかっこいい所とか、びっくりするようなタイミングで最高にくだらないギャグをぶち込んでくる所とか、マルチバースと
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

「良い映画」なんだろうということは分かる。私には合わない。

演技や演出など、とても完成度の高い映画であることは感じる。アルパチーノの演技も印象的。
しかし正直、個人的な好みの視点から言うとあまり好感
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