yuuuumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

白雪姫(1937年製作の映画)

4.0

ディズニー100周年記念ということで、古い作品もまた観たくなった。
フィルムフェスティバルで公開の『シンデレラ』と『ファンタジア』のメイキングなども掲載されているパンフレットも購入。

ディズニー作
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

この物語に登場する、主人公・アーネスト、その妻で先住民であるモリー、アーネストの叔父であるウィリアムの、それぞれの信頼と裏切りを描いた歴史大作だった。

英語とオセージ語を巧みに話し、先住民であるオ
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君の結婚式(2017年製作の映画)

4.0

パク・ボヨン×キム・ヨングァン共演の10年越しのラブストーリー。

ある日スンヒ(パク・ボヨン)が転校してきた事から、ウヨン(キム・ヨングァン)はスンヒに一目惚れしてしまうが…。

高校の教室で、
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眠りの地(2023年製作の映画)

4.5

ジェイミー・フォックス×トミー・リー・ジョーンズ共演、巨大企業に立ち向かう実話ベースの社会派ドラマ。

重厚な作品でありながら、弁護士ゲイリー演じるジェイミー・フォックスの、彼らしい明るさがこの作品
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.3

ブルース・ウィリスと共演したハーレイ・ジョエル・オスメントはこの作品が公開された時は11歳ぐらいの少年だったが、とても聡明で悩める表情がとても可愛い。

この作品はコールという少年を軸に描かれていて
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.8

『死霊館』に登場した人形・アナベルを描いたスピンオフ作品。

これは、怖かった。
人形がとにかくリアルだし、このような人形が求められている事や、このサイズ感にも驚いた。

ミシンの場面は、絶対そう
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

4.0

ソ・ジソブ×キム・ユンジン共演のサスペンス。

リメイク元の作品と同じ展開で進んでいき、密室殺人と事故の二つの事件が描かれていく。

どうしてこんな展開になってしまったのか、物語の主人公達はきっと
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.0

冒頭の場面からウェス・アンダーソン展の始まりという感じで、とても可愛い色彩から目が離せなかった。 

ストーリーではなくて、アートを楽しむ作品だ。
これが本当の風景なら、写真を撮りたくなること間違い
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.8

フィンランド・ヘルシンキでかもめ食堂を経営するサチエ。毎日誰もお客さんが来ない日々を過ごすが…。
群ようこさん原作の脱力系作品でとても癒される。

この作品には丁寧に暮らすヒントのようなものが描かれ
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仮面の男(1998年製作の映画)

3.8

1600年代のパリが舞台。
暴君であるルイ14世の隠された秘密に迫る物語。

フランスの兵士達の身にまとっている青い衣裳が、フランスを象徴していてとても素敵だ。
そんな衣服を身につけ、暴君であるルイ
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ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!(2023年製作の映画)

3.3

パク・ソジュン×IU共演。

サッカーは、ワールドカップしか観戦しないので全く詳しくないし、選手も有名な人しか知らないが、韓国作品はたくさん観てきたので、この作品の脇役を固める俳優さん達のほとんどの
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ホーンテッドマンション(2003年製作の映画)

3.7

エディ・マーフィ主演のホラー・コメディ。

ディズニー作品らしく、明暗の対比がはっきりしていて、お化け屋敷のような家の描写では雑草が生い茂り、裏庭には墓地。
そんな風景でありながら、建物の細かい造形
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.0

ニコラス・ガリツィン×テイラー・ザハール・ペレス共演。

イギリス皇室のヘンリー王子と、アメリカ大統領の息子・アレックスの恋愛を描いた作品。

テイラー・ザハール・ペレスは初だったけど、アメリカの
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ガンマン無頼(1966年製作の映画)

3.7

テキサスの若き保安官であるバートは、父親を殺した仇であるシスコを逮捕するために、弟であるジムを連れてメキシコへ…。

この西部劇を観た日、本日の西部劇2位というランキングに驚いた。
もう1つ驚いたの
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高速道路家族(2022年製作の映画)

3.5

チョン・イル×ラ・ミラン共演。

高速道路のサービスエリアでホームレス生活をしている家族を中心に描いた物語。
この夫の会社が倒産でもしたのか、元気そうだから病気ではなさそうだなど、このホームレス家族
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

シリーズ7作目。
この作品のアクションは、チームでないと即死レベルのアクションが展開されていくので、主人公であるイーサンの孤独なアクションではなく、お馴染みのキャラであるベンジーやルーサー、イルサのチ
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

4.0

暗くて重いシリーズ2作目。
未解決事件捜査班「特捜部Q」に配属された、カールとアサド、新人アシスタントであるローセも加わった刑事たちの活躍を描く。

20年前に起こった寄宿学校での事件が、カールとア
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

4.0

鉄道運転士であるイリヤは、ある日バスを轢いてしまうが…。

運転士をしていると、避けて通る事はできない事、それは故意にではなく人を巻き込んで死なせてしまうという事だ。
そんな重い作品でありながら、そ
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死を告げる女(2022年製作の映画)

3.8

チョン・ウヒ×シン・ハギュン共演のサスペンス。

放送5分前、女性から娘が殺されたと、1本の電話がかかってきたが…。

荒んだ部屋で発見してしまう事になる状況や、ソロリソロリと映し出される映像がホ
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死霊館(2013年製作の映画)

4.0

ロレイン(ヴェラ・ファーミガ)とエド(パトリック・ウィルソン)のウォーレン夫妻が体験した、誰にも語らなかった邪悪な事件を描いた物語。

この、何かいる気配をずっと感じたままの緊張感が怖いし、その姿が
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チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

4.5

ロンドンの古書店で働く男性(アンソニー・ホプキンス)と、NY在中の女性作家(アン・バンクロフト)が本を介して交わされた手紙にまつわる物語。

このタイプライターの音と、そこから紡がれる文字が大西洋を
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無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

4.0

ろう学校に転校したチャン(リウ・ツーチュアン)は、ある現場を目撃してしまうが…。
チャンの視点で描かれる実話ベースの物語。

これほど声の出ない事が恐怖で、健常者には計り知れない暴力の世界が存在する
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ハッピーニューイヤー(2021年製作の映画)

4.5

韓国のオールスターキャストによる群像劇。

こういう幸せなオーラが漂う韓国作品は素敵だ。事件や事故など起こりそうにないし安心できる、登場人物たちが過ごすホテル『エムロス』で、それぞれの日常の様子が描
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.8

シリーズ3作目。
ショーン・コネリーや、リヴァー・フェニックス共演。

行方不明になった父親が探していたイエス・キリストの聖杯を探す冒険。

若きインディ・ジョーンズを演じたのがリヴァー・フェニッ
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.7

シリーズ2作目。
前作『インディ・ジョーンズ/失われたアーク』の前日譚でもある。

考古学者であるインディ・ジョーンズがたどり着いたインドの小さな集落で起こる出来事を描いた作品。

たどり着いた集
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

DCエクステンデッド・ユニバース12作目。

DCのバットマンや、アクアマン、スーパーマンやワンダー・ウーマンなど、たくさんのDC作品を観ているが、こちらは時間軸を移動するマルチバース作品となってい
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正直政治家 チュ・サンスク(2019年製作の映画)

3.8

ラ・ミラン×キム・ムヨル共演のコメディ作品。

やっぱりラ・ミランはこういう役が似合う。
歌を歌えば華麗なダンス、人と話す時の放つ言葉と心の声の違いを表情で表現し、軽快なテンポで話すノリが絶妙だ。
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.0

クリス・ヘムズワース主演。

タイラー・レイク演じるクリス・ヘムズワースが、秩序のない刑務所の中で死闘の肉弾戦を繰り広げていくところからたくさんのアクションが展開されていく、とても圧巻のアクション作
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.9

シリーズ6作目。
こちらの作品にも引き続きサイモン・ペッグや、ヴィング・レイムス、美しいレベッカ・ファーガソン、初出演となるヘンリー・カヴィルも共演。

今回のトム・クルーズのミッションはスカイアク
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ローラとふたりの兄(2018年製作の映画)

4.3

長男ブノワ役を監督自身が演じ、家族の絆を描いた物語。
『エミリー、パリへ行く』のパリジェンヌであるフィリッピーヌ・ルロワ=ボーリューも出演されている。

フランスといえば、映画やドラマでよく飲まれる
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最後まで行く(2014年製作の映画)

4.2

その日は刑事であるゴンス(イ・ソンギュン)にとって、最悪の1日だった…。

この作品、🇫🇷フランス、🇨🇳中国、🇯🇵日本でリメイクされるほどの人気作品で、イ・ソンギュン×チョ・ジヌン共演の韓国オリジナ
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

4.0

オリオル・パウロ監督作品による密室殺人の謎に迫るミステリー。

本当に凄い。
誰にも会いたくないと思う時に人に会う。
偶然出会った人がまた、偶然を呼ぶ。

この作品の登場人物に感情移入しながら観る
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.6

MCU31作目。

この作品の見どころの一つが量子の世界。
見たこともない宇宙の世界が広がる景色で起こる、新たな試練を描く。

キャシー・ラング演じるキャスリン・ニュートンは、中身が叔父さんと入れ
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

海外ドラマ『エミリー、パリへいく』が大好きなので、今作でパリへ旅立った家政婦のミセス・ハリスと共にパリの街並みや(ゴミだらけだった)、1950年代のファッションを楽しんだ。
『エミリー、~』でシェフ役
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

4.0

この作品は魔女ユニバースの幕開けとなる続編で、前作からはキム・ダミも同じジャユン役で出演している。3部作(らしい)の2作目。

魔女や巫女といえば存在感抜群の大女優チョ・ミンス。この人が登場するだけ
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リリィ、はちみつ色の秘密(2008年製作の映画)

4.2

アメリカの作家による原作を、ダコタ・ファニング主演で描く、60年代のアメリカ南部が舞台のヒューマンドラマ。

この頃のアメリカでは、まだまだ黒人への差別が根強く残るが、この作品はちょうど黒人による公
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