Hookasunity16さんの映画レビュー・感想・評価

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世界の終わりから(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

予想していたのと違いメチャクチャ壮大なSF作品。
伊東蒼ちゃんに不憫で救いようのない役をやらせたくなるのは理解できる。

紀里谷監督にはゲストの岩井俊二同様のディスコミュニケーション的世界観を感じるが
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アイズ(2015年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

伊藤万理華で視聴。
演技力の高さは楽しめたけど作品としては今ひとつ。
主人公の認知が歪んでいるので振り返ってみるとどこまでが真実なのかわかりづらい。
結局表札に文字を書いていたのは潜在意識下の自分だっ
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カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)

2.6

この作品の制作意図はいまひとつ理解できないが高峰秀子の演技幅の広さを堪能するにはいい作品。

白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

2.3

雰囲気づくりは白石監督ならではの手慣れた作り。
ではあるのだが監督がビデオの前に執拗にリスクマネジメントを行うためハードルが爆上がりしてしまうので「え…それほどでも…」といった肩透かし感がある。
霊現
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Single8(2023年製作の映画)

2.5

小中和哉らしい少年ドラマシリーズっぽい作風。
映画作りにちょっとでも興味があった人なら絶対楽しめる内容。
恋模様が上手くいかないあたりも青春ものっぽくて良き。

妖怪大戦争(2005年製作の映画)

2.2

神木くんが可愛い。キャストも豪華。
制作サイドもメチャクチャ楽しそうだが映画としては今ひとつ。
子供向けっぽいのに時々エッチなカットが挟まるのも謎。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

2.2

なんか猿の惑星ばりに猿類が増えてきた。
迫力はあるもののストーリーは大味。
そもそも地下空洞ってなんで明るいんだったかな?

少女たちの羅針盤(2010年製作の映画)

2.9

少々悲しい部分もあるがなかなかの傑作。
序盤にあえてのミスリードを入れたりなど構成に若干の難はあるが少女四人がとても活き活きと描写されているのが素晴らしい。
特に劇中劇の仕上がりが素晴らしく全編見てみ
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波紋(2023年製作の映画)

2.3

好みの作風ではないが普段の常連が脇を固め芸達者な筒井真理子にあれこれやらせることで完成度は高い。
荻上直子の自分らしく生きよう的な作風を宗教にまで拡大解釈した感じ。

人の言葉から受けるストレスを波紋
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生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

主人公は基本いいやつなのだと思うのだが自分のキャパを過大評価しているのが欠点。
メンヘラの世話など片手間ではムリだし見ているだけで自分もムリ。
冒頭はメンヘラ店員でなくとも逃げ出したくなる状況なのでも
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スクロール(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

豪華キャスト、尚且つ好きな役者さんが大勢出ているのにまるで共感できず。
原作者に社会経験がないのか仕事風景にまるでリアリティーがなく仕事せず文句ばかり言っているようにしか見えない。
アイドル・ハルの自
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恋のいばら(2023年製作の映画)

2.0

城定監督にしては今ひとつ。
松本穂香、玉城ティナは好きな女優さんだが共感しにくい。
相手のカメラマンが言うほどクズでないせいかな?
色々と細かい種明かしもあるが「ふーん」という感じ。
もう少しコミカル
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スパイスより愛を込めて。(2023年製作の映画)

2.0

茅島みずき目当てで視聴。

割と手堅い作りではあるがストーリーが平板すぎる。
だがフックを効かせようとしたのか主人公を同性愛設定にしたのはまるで必要性が感じられない。

森の中のレストラン(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公の行動に所々腑に落ちない点もあるがトータルではまあまあな出来。
畑芽育ちゃんが父母のもとに戻ったあとの店への貼り紙嫌がらせはややステレオタイプな印象。

谷田歩は期待を裏切らない恐ろしさだがバラ
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キングコングの逆襲(1967年製作の映画)

2.0

コングの造形はどちらかと言えばウルトラQのゴローの顔を黒くしたようなファニー系。
メカニコングもゆるキャラっぽい。

全体にユルユルした展開でこれのハリウッドリメイクはなさそう。

主人公側の宝田明よ
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白い巨塔(1966年製作の映画)

2.7

NHKBSで視聴。

出てくる人がほぼほぼ極端な人ばかりでデフォルメされているが実際の医大の状況も似たようなものだろう。
善側の藤村志保にしても父親んい与えられた安定した生活を享受しているのだから偽善
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雨あがる(1999年製作の映画)

2.8

いかにも山本周五郎らしい人情物。
寺尾聰の主人公は人物が出来すぎだが嫌味はない。

黒澤明の人情物っぽくもあるがよく考えれば山本周五郎原作も多いですもんね。

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

えっ?とビックリするぐらいどうでもいい内容である意味新鮮。
孫娘が救出されたときの描写はどう見ても死んでいる感じ。
そんなところに緊迫感出さなくても。

尾野真千子がただの端役で終わるわけがない。
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かかってこいよ世界(2023年製作の映画)

2.0

バカリズムの作品で味のある演技をしていた佐藤玲が出ているので視聴。

侮蔑とも言えるくらいな批判のされ方をしていた映画の上映が最終的に成功に終わったのが何故なのかよくわからなかった。
落差をつけたかっ
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.0

原作は読んでいたのにうろ覚えが幸いし非常に面白かった。
普通にバランスの良い高度なミステリー。
エンディングロール後のサービスカットは無くてもよかったかな?

チャイム(2024年製作の映画)

3.0

これは良作。
ローバジェットな感じなのだがその制限のためか原点に立ち返ったようなシンプルな構成と音響と光の使い方になっている。
特に走行する電車の窓の反射光が現実と異世界のスイッチのように思えた。
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熱のあとに(2023年製作の映画)

2.2

話題になったあの事件から膨らませた話なのか?
とりあえずメンヘラはめんどいというのがほとんどの感想。
そもそも刺殺未遂とかになれば接近禁止とかにならないのかな?

橋本愛と仲野太賀は好きな役者さんで演
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.0

久しぶりのビクトル・エリセ作品なので絶賛したいところだがさすがに少し長すぎ。
かつやや淡々としているので少し眠くなってしまった。

個人的には過去作ほどの求心力はないように思えたがエリセ作品と考えなけ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.0

CGレベルは最高だしストーリーも壮大。
でもリンチ版にあったフリークス感とかは一切なくスターウォーズとあまり差異を感じられなかった。

個人的には同監督の「ブレードランナー 2049」の方がワクワク感
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市子(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

暗くて重い内容だが謎解き仕立てでもあるため長谷川の立場で市子を理解していける。
発端的には貧困が全て悪いのだが貧困でも出産できる自由を与えながらそれを支援しきらない国の問題もありそう。

だがこの映画
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ベンヤメンタ学院(1995年製作の映画)

2.3

当時見てわからなかったが今見てもやはりわからない。
なぜ鹿の足を持っているのか…。
原作もある真面目な話らしいのだがシュールも過ぎるとギャグに見えてくる。
個人的にはコマ撮りアニメーションの方が好み。

逃げきれた夢(2023年製作の映画)

2.2

内容的には光石研劇場といった趣。

さすがに上手いが何が起こるというわけでもないし特に共感する部分もなかったが家族のために働いてきた定年間際の一家の大黒柱に共通する無常観みたいなものを描いているのだろ
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サラリーマンNEO 劇場版(笑)(2011年製作の映画)

2.3

当時はテレビ版に比べて映画は大味だなぁ…と思っていたけど今見ればそれなりに楽しい。

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.0

原作はちゃんと読んでおらずキャッツアイと混同するレベル。
話はありがちな展開だが鈴木亮平と森田望智の掛け合いを見ているだけで楽しい。

特に鈴木亮平は冴羽獠に顔が似ているわけでもないのにキャラとしての
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ハルチカ(2017年製作の映画)

2.0

ネット記事に名作と書いてあったんだけど…。

橋本環奈が見たい人には名作。
冒頭の頭がおかしいのかと思えるシーンから志賀廣太郎の後ろ頭とかちょっとウケを狙いすぎ。

吹奏楽ブームに乗っているだけで野球
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山女(2022年製作の映画)

2.9

村社会の因習や風習というのは今考えれば差別を正当化する言い訳になるのかも。
形を変えて現在にも残っているような気もするが。

森山未來と山田杏奈のなかなか。
TV版も見ていたけどそちらは中途半端だった
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

Part2ではヒロインが割とブレるし自己中気味なのが目立ってきた。
半ばまで登場人物たちの過去語りで費やした割にあっさり退場させたりでやや使い捨て。

Part1で期待したがアクションと映像美の割に話
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

2.9

不幸話でなくてよかった。
綾野剛が最初から割と上手かったのがちょっと予想と違ったかな?
やり取りがなかなか楽しくヤクザ好感度アップ映画。
齋藤潤くんの唄もうまい。
芳根京子のキャスティングは「表参道~
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流転の地球 -太陽系脱出計画-(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

前作は後日談だそう。
ざっくり言えば赤色巨星化する太陽から離れるために地球の自転を止めてエンジンを始動して太陽系から離脱…ということのようです。
とんでもないスケールの作品だが一番ワクワクしたのは序盤
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

色調とクールなスローアクションは若干「エンジェルウォーズ」を思わせる。
展開が早く仲間集めがスムーズ過ぎる点は話数の問題か?
戦士の人種もSDG'sを遵守。
巨鳥を手懐けるシーンは「Avatar2」を
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少女〜an adolescent(2001年製作の映画)

1.9

奥田瑛二がギラギラしていた頃の作品。
作中では陽子が自分で納得しながら中年男と性行為したり入れ墨を入れたりしているように描写されているが実際は誘導されているだけだろう。
室田日出男の一旦引く駆け引きと
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