昔ACのCMで「産むだけで、親になれるわけじゃない」と言っていた。このCMも見なくなって、何年も経つ。
男も女も、子供と親の関わりは産んで終わりでは無いことを改めて知るべきタイミングが来ている気がする
潜入捜査の入り組んだストーリー。主人公たちの感情の激しい吐露やド派手さは無いが、地に足がついた良い作品
「ゲド戦記」であれだけ酷評され、その批判に正面から向き合って、この作品を作った宮崎吾朗は凄い。彼には、並外れた芯の強さがあるのだろう。
上手くいっても失敗しても、とやかく言われるとわかって偉大な父と同>>続きを読む
罵声飛び交う映画なので、元気な時に見ることをオススメします。日航機のネタを追う事がメインテーマだが、裏テーマとして悠木の人生が関わる。作家になる前、新聞記者だった横山秀夫原作だけに特に彼の思いを感じる
第1作のテイストが戻ってきて嬉しい。主演2人は何から何まで完璧
「良い時も、悪い時も同じ態度で接してくれた人だけ信じられるんだ」と落合博満は言ってたが、本当にその通り。
そんな人に出会うのは紛れもなく幸運なのだと今作は教えてくれる。登場人物みんなの行動に筋が通って>>続きを読む
平成初期のノスタルジーとともに、ロマンスとわかって見れば良い
自分勝手と自分本位は違うのだけど、この境界線が曖昧なこともあって、その境界線で人は背徳感とともに、不倫をするのかな〜
印象に残る鮮烈なカットとカメラアングルが多く、音楽を含めて構成も良い感じ。
ただ面白さはイマイチで、良い表現では無いと思うが「批評家受けする映画」に感じた
執拗なほどに狙いすました、カメラアングルとカットがとことん味わえる。ベッドシーンも他の重要シーンも、直接は描いてないのに、見てる側に想像させる技術に痺れる
ストーリーはラストでタイトルや冒頭シーンなど>>続きを読む
一貫して作品からメロドラマ性を排除し、「早すぎた喜劇作家」と呼ばれた川島雄三の真骨頂が見れる作品の一つ。メロドラマを嫌う川島雄三にとっては、人間の建前と素の部分が入り乱れる芸者の世界は恰好のテーマだっ>>続きを読む
喜劇テイストのドタバタ劇が前面に出ていて、そこまで自分の好みではない。ラストの「さよならだけが人生だ」というセリフを噛み締めるため、2時間見るものと言っても過言ではないと思う
【余談】
川島雄三の座右>>続きを読む
ちょっとノスタルジック感が強すぎて、何とも言えない。自分には大林宣彦のスタイルと相性が良くないだろう。ストーリーもまどろっこしさを感じてしまった
社会派映画なので見せ場作りに苦しむが、これもそれに苦しんだ感がある。にしても、セオドア・ルーズベルトがそっくり
抽象度が高すぎて、何が言いたいのか分からないし、特段面白くない。青春の葛藤というテーマなら他の映画で十分
前作と比べると劣るんだよな…。前半ではさほど戦わないのと、ヒロインがあまりにお姫様すぎてちょっとイラつく笑。
理屈抜きに、わちゃわちゃして見てて楽しい。それが見たかった。陸海空でアクションして、最後に聖櫃は何に使われる訳でも無く倉庫へ。神秘があるから人はワクワクするし、楽しいんだと再確認させてくれる
神秘の持>>続きを読む