なきもとさんの映画レビュー・感想・評価

なきもと

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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.8

キャラクターを好きになっていればめちゃくちゃ楽しめる映画だ。特にカマラに関しては好き嫌いが分かれるタイプのキャラクターなので、カマラが好みじゃない人は中々見るのが堪える映画じゃないかと思う。
自分はカ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.6

MCUで定期的にある、全編が今後の物語のフリに使われているタイプの映画。評価が低くなる気持ちも分かる。前作、前々作でウケたコミカルなバトル部分が少なくなっていたからだ。シンプルにこれアントマンでやる必>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

だいぶ時間が空いてのレビューになる。なってしまった。頭を整理するのに時間がかかった。
自分がクリストファーノーランに心酔しているのもあるが、やはり楽しめた。ノーランといえば時間軸の操作だが、今回もそれ
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メメント(2000年製作の映画)

4.7

2回目の鑑賞。
今まで見てきた映画の中でトップ3に入るぐらい好きな映画を映画館で見れて良かった。

2回目はタネもオチも知っているので、冷静に頭を整理しながら見ることができたが、忘れている部分もあった
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

最高だね。
そろそろジョンも休んだ方がいいと思うが、まだまだ戦いに巻き込まれて欲しいという思いもある。
あとやっぱり俺はハリウッドが描く間違った日本が好きだ。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

原作ファンだが、予想を裏切る面白さだった。筋肉と男臭さが足りないが、それを補うキャラクターの良さと衣装・セット等の美術の質があった。
白石と二階堂最高。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

SEEDシリーズを見終えたのは一昨日だ。よって積み重なった年月から来る感動は自分には無い。しかしそれでもこの作品は手放しに称賛したい。

宇世紀シリーズのオマージュが相変わらず盛り込まれており、所々の
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

ベラが現実、社会、システム、そして自分を知る冒険の物語。
世界が家に中だけの時は画面が白黒で世界に色が無いが、家を飛び出してからは逆に不自然なほど画面の彩度が高くなっていた。画面の色でベラの心情を理解
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.3

今敏監督の作品を初鑑賞。
現実と虚構の境目が分からなくなる演出に圧巻だった。主人公と同じようにこちらも困惑して、恐怖するあの感覚は今まで見てきた映画では中々体験できないものだった。

街の上で(2019年製作の映画)

4.6

人生初の今泉力哉作品、傑作と名高い本作を映画館にて鑑賞できて本当に良かった。
自分の中での邦画の固定概念をぶち壊し、一段上の次元へ連れていってくれた。それぐらい自分にとってデカい作品だった。
下北沢を
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.7

何も考えずに見れる、故に最高。
本当にモンスターズになってて、要素がてんこ盛り。でもステイサムが全部何とかしてくれる圧倒的な信頼感。そんな場面じゃないのに思わず笑っちゃう場面が多い。
ほとんどジュラシ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.1

自分の中であまり得意ではなかった邦画の見方を最近学んだ故に手を出してみたが、一言、最高だった。
掴み、展開、転換、着地が見事だった。そして、タイムループあるあるをしっかりとやってくれる。特に好きなのが
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.7

日本の戦争映画ははっきり言って嫌いだ。当時の軍人たちの行動を理解するのに苦しく、見ていて苦痛だからだ。ただ、理解はできずとも、その行動は国体を思う強すぎる気持ちあってのものだと、本作品を経てなんとか咀>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.4

ノックリスト漏洩とバイオテロを阻止し、嫁を守り、核ミサイルを止め、シンジゲートを壊滅させたイーサンに残された不可能なミッションはもうそれしかないと思っていた。本当に今回の敵は”それ”だった。
今までと
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.3

悪魔祓いを描いたホラー「エクソシスト」を鑑賞していない自分にとって、悪魔退治がテーマの作品は「コンスタンティン」のイメージが強い。そのコンスタンティンから、アクション要素を抜いてホラー要素を盛り込んだ>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

名作と言われている作品は、いいものだと半ば確信できるので、鑑賞を後回しにしてしまう。この現象に陥る理由は分からないが、共感できる人も多いのでは無いだろうか。コーダもその内の一作だった。
細かいレビュー
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

映画館でこの作品見ることが出来て本当に良かった。ミッドランドさん、このGAGA配給映画の再上映企画ずっとやって下さい、お願いします、、、
スポ根少年バトル漫画を音楽の上で見せてくれた。アンドリューの挫
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

初見を映画館で迎えることができて良かった。丁度、灼熱で災害級な気温になってきた時期に鑑賞できたのも良かった。今年の夏、始まりました。
夏の高校の情景描写と、音、そして映像から香る青春の香りが高校時代の
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.1

予告も見ず、口コミによる凄い作品という噂だけで見に行った。正解だった。普段洋画ばかり見ている自分に、久々に邦画も見ていこうと思わせてくれる作品だった。
前半部分のループが始まった辺りの会話劇は上質なコ
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スモーク・シグナルズ(1998年製作の映画)

3.2

大学の講義で鑑賞。先住民のステレオタイプを先住民達自身が笑い飛ばして茶化す描写が印象に残った。ステレオタイプの押し付けへの問題提起がテーマの作品は数多くあるが、この作品の様な明るく、コメディ風に描いて>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.9

去年の秋以来、2回目の鑑賞。何回見ても最高で、常に心を躍らせてくれる最高のエンタメ作品。
そうはならんやろの連続、でもそれをガチでやってるからカッコよくなってる。見終わった後はナートゥしたくなるし、猛
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