誰がなんと言おうと主人公はヴェネロペ。
快活で決断も早く、愛情深さとユーモアを兼ね揃えている。
主人公ラルフがシュガー・ラッシュに迷い込んで成長するストーリーのはずだが、優柔不断でめそめそなよなよして>>続きを読む
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究極に女々しい男の話。
まじめさが取り柄のような男が魅力的な女性と知り合って成長し、すてられた途端に自分を見失う。自分を必要としてくれるひとを探し求め関わりをもっていくが、記憶を失ったことをきっかけに>>続きを読む
最後どうしてこうなったのかといいたくなるぐらい、長い回想パートはほんとによかった。
何とももどかしい感じ、それまでなんてことのなかった同級生が、ただの友達から気になる人にかわっていく様子が丁寧に描かれ>>続きを読む
青春恋愛映画の最高傑作と言っても過言ではない。男の子って、女の子って、そうだよねこうだよね。そんな風に言いたくなる映画でした。
殺人を犯す犯人が狂っているのか、自分の才能に悩み、殺される人がでてもなお家族に狂気が向かうまで(自分自身に不利益がおよぶまで)ほんとうのことを隠して「オリジナルのキャラクターです」と言いはる漫画家が狂>>続きを読む
ストーリー自体は王道中の王道で、音楽と青春という意味ではBECKや坂の上のアポロンを彷彿とさせますし、いずれの作品もクオリティは低くなかったと思います。しかし、本作の音楽は映画としてではなくそのもので>>続きを読む
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強烈なエゴとエゴのぶつかり合いとそれによって磨かれる個の力に魅せられる映画。
脱落者を出さないように、楽しめるようにという近年の社会のあり方に対するアンチテーゼといえる。
一見脱落者となったはずの主人>>続きを読む
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ミュージカル、ジャズどちらも好きな自分はシンプルに楽しめた。
心から夢を追い続ける難しさ、恋人であっても自分と比べてしまい、時に見下し、時に卑下し、お互い傷つけあってしまう“しょうがなさ”が比較的丁寧>>続きを読む
震災が題材とされる中では、軽薄な印象。
すずめがすくなくとも表面上、淡い恋愛感情に基づき行動していて、震災で死んだ母親に対する思いを丁寧に描くものではないし、震災で亡くなった大勢の方の思い、残された者>>続きを読む