Jimmyさんの映画レビュー・感想・評価

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白衣の男(1951年製作の映画)

3.0

アレック・ギネスが主演の「汚れないので一生使える繊維開発」を巡るコメディ映画。
監督はアレクサンダー・マッケンドリック。

自分の世代の学生時代は、吹替TV放送以外に映画を観るにはVHS・DVD・配信
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女は抵抗する(1960年製作の映画)

1.2

初見は2015年8月に角川シネマ新宿で開催された『若尾文子映画祭』で鑑賞し、当時は未ソフト化作品だったが、今回は購入DVDで鑑賞。
予告編は初めて観た😲
弓削太郎監督の第一回監督作品🎥

バス内で周囲
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ミッシング(2024年製作の映画)

1.5

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞。
【以下、個人的な感想なので、本作を大好きな方はスルーしてください】

8歳の娘の失踪事件に奔走する母親を石原さとみが熱演。その夫を青木崇高。この事件を報道するテレビ局
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不倫(1965年製作の映画)

2.5

初見は2013年5月ラピュタ阿佐ヶ谷、11年ぶりに購入DVD鑑賞🎥

官能小説家=宇能鴻一郎の自伝らしいが、すごい生活😲w
こういう生活をおくると官能小説が書けるのだろうか?
宇能鴻一郎氏の小説は読ん
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美貌に罪あり(1959年製作の映画)

4.0

久しぶりに鑑賞、今回は購入DVD(特報、予告編、ギャラリー付き)
以前は若尾文子ばかりに眼が行ってしまったが、今回は杉村春子の凄さに感服。
3組のカップル、「家」の問題、金とプライドなど……いろんなエ
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.5

黒沢清監督のVシネマ作品だが1998年に劇場公開もされた1本🎥
あの『勝手にしやがれシリーズ』、『復讐(2作品)』に続いて、哀川翔が主演。
近日、柴咲コウ主演でセルフリメイク映画が公開されるので、久し
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

ル・シネマ渋谷宮下で鑑賞🎥

冒頭のカメラを真上方向に向けて木々の枝を仰ぎながらズンズン進む映像から引き込まれた感じだった。普段、真上を見ながら自然の中を歩くことなど無いので、とても新鮮な風景に見えた
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大雷雨(1941年製作の映画)

4.0

ラウォール・ウォルシュ監督×エドワード・G・ロビンソン×マレーネ・ディートリッヒというだけで観たくなる映画🤗

電力会社の工事男たちが大雷雨で電線が切れると直しに行く物語から入って、マレーネ・ディート
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五月の七日間(1963年製作の映画)

3.5

ジョン・フランケンハイマー監督が描いた米ソ冷戦時代のポリティカル映画🎥

脚本が、あのロッド・サーリングなので期待し過ぎたか、自分には「もうちょっと登場人物を減らして、スッキリしたかたちにして欲しかっ
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忘れられた罪の島(1943年製作の映画)

1.0

エドガー・G・ウルマー監督がオリジナルストーリーを提供して脚本化された物語を映画化したものであるが、全体的にあまりにもチープ過ぎて、さほど楽しめない貧相な映画に見えた😰💦

南の島を舞台に、女たちの物
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港の女(1928年製作の映画)

4.0

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥
グロリア・スワンソン主演のサイレント映画。
彼女が特に綺麗に見えたラウォール・ウォルシュ監督作。

南の島では米兵が白人の男や女に会うことが殆どできずに駐在している。そん
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鎖につながれた女たち(1943年製作の映画)

3.0

ギャングのボス、女性少年院、汚職市長など様々な問題のある街で、問題解決を図る刑事と少年院の教員が奮闘するエドガー・G・ウルマー監督作🎥

女性少年院から付けられたタイトルだが、街を支配するギャングのジ
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金髪乱れて(1932年製作の映画)

4.0

「ウォルシュを観て死ね!」というラウォール・ウォルシュ特集上映をしているシネマヴェーラ渋谷で観た本作『金髪乱れて』は、なかなか極上のコメディ映画だった。
(※)自分は会社帰りに行った夜の回、けっこう混
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痴人の愛(1934年製作の映画)

3.8

ベティ・デイヴィスが悪辣なヒロインを演じて一躍有名になり、思惑どおり彼女の転機となった作品。これ以降、演技派の大女優への道をいくことになる。

医学生のフィリップ(レスリー・ハワード)が偶然見かけたメ
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追憶の女(1942年製作の映画)

4.3

ベティ・デイヴィスの悪女ぶりをタップリと堪能できるジョン・ヒューストン監督の楽しい映画🎥🙌

婚約者がいる妹 ベティ・デイヴィスは、姉 オリヴィア・デ・ハヴィランドの夫と駆け落ちする。我儘放題を演じる
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ハロウィン(1978年製作の映画)

3.5

超久しぶりに観たジョン・カーペンター版🎥
ブギーマンの原点。
前はだいぶ怖い感じがした記憶だったが、今回はさほどでもなかった。

ある殺人事件から15年後、その犯人が施設から脱走して、町に戻る。それが
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ハーレムにかかる月(1939年製作の映画)

2.0

エドガー・G・ウルマー監督の中編だが、ハーレムを舞台に黒人たちを描いたものの、いかんせん褒めるには程遠い感のある作品だった😅
強いて言えば、「ハーレムは黒人のマンハッタン」というセリフは良かった👍
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スリの聖ベニー(1951年製作の映画)

3.6

人間的な温かさを感じながら、微笑んで観てしまうエドガー・G・ウルマー監督作品🎥😊

3人のスリ(悪人)が警官に追われて逃げ込んだのが教会だったので、僧侶服を盗んで隠れていたが、教会の牧師や警察などの後
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キッスは殺しのサイン(1966年製作の映画)

3.2

ジャケ買いしたDVDだが、ジャケットからは「007の女性版かな?」と思ったのだが、女性たちは殺し屋。
冒頭で「女は怖い生き物だ。男よりも…」などという文字が出て、どんだけ怖いのか……を観たかったので、
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

あの『エスター』の前日譚だが、上手く本編に繋がる物語であった👍
前作から10年以上経っているのに主演を演じたイザベル・ファーマンを撮影陣が巧妙に撮っており、ホントに少女に見える😳

ロシアである少女が
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天使が隣で眠る夜(1994年製作の映画)

2.5

ジャック・オディアール監督のデビュー作だから観てみた🎥
冒頭で殺人未遂事件が起こるので、「お~、この真相を追及していくのか…」と思ったら、そういうわけでもなく、次々と出て来る登場人物たちの風景を割と淡
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爛(ただれ)(1962年製作の映画)

4.5

この作品、若尾文子×増村保造監督の作品群の中でも素晴らしい映画‼️
本作は、脚本:新藤兼人、監督が増村保造で、本当に凄い若尾文子が見られる映画になっている。
増村監督は若尾文子について「追い込めば本気
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偽りの果て(1947年製作の映画)

2.0

「フレンチ・ノワール」というので観たブロードウェイDVD🎥
確かにフランスの田舎町で連続殺人が起こるのだが、あまりハラハラせず、残念😵

雨模様の夜道を若い女性が歩き回って誰かを探している。この雰囲気
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

3.8

初めて3DCGアニメーション映画として作られたクレヨンしんちゃん映画🎥
第1作目から全作観ている映画シリーズ🤗

本作では、ヌスットラダマスという古代の人が遺した予言「20と23が並ぶ年に宇宙から2つ
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キャリー(1976年製作の映画)

5.0

ブライアン・デ・パルマ監督の大傑作のひとつ。
初めて、この映画を映画館(池袋・文芸坐)で観た時(1980年5月)には、劇場にいた観客たちと悲鳴を上げたのが、良き思い出。
その後リピート作品となっている
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青髭(1944年製作の映画)

3.5

パリを舞台に連続殺人を犯す青ひげを描いた映画、エドガー・G・ウルマー監督作🎥

1944年の作品だが、冒頭から「描画を連ねたチープなパリ風景」から始まる。そして川を女性の死体が流れていて舟の男たちに引
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舞妓物語(1954年製作の映画)

3.8

初見は2015年に開催された『若尾文子映画祭』(@角川シネマ新宿)で当時は未ソフト化だったが、その後DVD発売されたので今回はDVDで久しぶり鑑賞🎥

若尾文子の「清楚な制服姿」と「綺麗な舞妓姿」を見
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マンハッタン殺人ミステリー(1993年製作の映画)

4.3

ウディ・アレンが久しぶりにダイアン・キートンと組んで作った「ラブ&殺人」映画で、この二人の夫婦役の会話・やりとりがホント面白かった‼️😁

「ウディ・アレンがちゃんとした殺人ドラマなんて作るわけがない
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ハエ男の恐怖/蝿男の恐怖(1958年製作の映画)

3.5

古典的SFの悲劇的人間ドラマ。

この映画を知ったのは学生時代、週刊少年チャンピオン連載していた藤子不二雄の漫画「魔太郎がくる!」で紹介されたとき。魔太郎に続けて連載された「ブラック商会変奇郎」でもこ
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夜空の大空港(1966年製作の映画)

4.2

脚本ロッド・サーリングなので鑑賞😊

飛行機に爆弾仕掛けたが、降下するとある高度で爆弾が爆発して乗客100人が爆死・飛行機墜落するため高度を保って降下できない状況が続くサスペンス映画🎥😱💦💦💦

後年
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥

自分にはビミョーな映画に見えた🤗
序盤は「お~、男が転落死して自殺かもしれないが他殺の可能性もあるのか…」というあたりは面白くなりそうな気配があったが、裁判ものにな
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フューリー(1978年製作の映画)

4.8

デ・パルマ特典映像が見たくて発売日に買っておいた(Blu-ray)「フューリー <HDリマスター版>」をようやく観た。何年保管していたのだろうか…?😄w
合計4時間(本編118分+特典映像122分)を
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喰いついたら放すな(1960年製作の映画)

4.0

自動車を盗まれた男と自動車窃盗団との戦いを描いた映画で、ピーター・セラーズが悪役を熱演している作品。
こういうマイナー映画は、キープのDVDならでは…😁笑

うだつの上がらない化粧品セールスマン(リチ
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パッション(2012年製作の映画)

4.3

初見は日本初公開時(2013年10月8日)にTOHOシネマズみゆき座で、二度目はDVD化された時、今回=3回目はBlu-rayで鑑賞🎥
初見後には「映画評」を書いてキネマ旬報に送ったら、「読者の映画評
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

新宿ピカデリーにて鑑賞🎥

最初は「エマ・ストーンは、いったい何者?」と思ってしまう奇怪な行動が多かったが、彼女が存在している経緯を知ると「なるほど!」と思う。
そして、彼女が様々な経験を通じて「大人
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ザ・ドライバー 4K レストア版(1978年製作の映画)

4.7

<4Kレストア版>新文芸坐にて鑑賞🎥✨

この映画でのカーチェイスは、あの『ブリット』を超えている‼️

ロサンゼルスの街中を「犯人を逃がす仕事をしているドライバー」が運転して逃げる車とパトカー軍団と
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