脳内金魚さんの映画レビュー・感想・評価

脳内金魚

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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.3

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ネタとしては、「そうとは知らず人間世界に紛れ込んだ主人公が、本来の種族の者と出会って違和感の正体を知る」と言う、比較的鉄板話。でも、うまい具合に「出自を知る権利」とかねじ込んできて、なかなか面白かった>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.0

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北欧版『キャリー』みたいな感じ?でも、アメリカに比べスクールカースト的な描写とかはないので見やすい。

テルマ自身は親に無自覚に抑圧されていたが、別に歪な人格ではなく、そのため物語としてサイコスリラー
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ホビッツベイ(2023年製作の映画)

2.4

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TCG系列の未体験ゾーンで見ようか迷って、見なかったやつ。思った以上に早くアマプラに来たね!

ペットショップ経営と、両生類(紛い)の設定をもう少し活かせなかったかねぇ!クリーチャーの造形も思ったより
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.0

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タイトルこそ『ヒトラー』とつくが、メインの視点は彼の秘書ユングである。当初、わたしはこのユングは創作した人物と思っていたのが、実在した人物であり、本作はこの彼女の回顧録と、別の人物の研究所を原作として>>続きを読む

ティアーズ・オブ・ブラッド(2022年製作の映画)

2.8

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原題『Entre la vie et la mort』。訳すと「生と死の狭間で」だそうな。確かに英語タイトルも『On the Edge』どうやら熟語として「危険と隣り合わせ」とかそういう意味らしい。い>>続きを読む

郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946年製作の映画)

3.4

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1981年版よりこちらの方が人物造形がきちんとしており面白かった。

ウーマンリブがあったとしても、81年とてまだまだ男性優位であることに変わりはないだろう。だが、よりこちらの時代の方が男性優位であっ
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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981年製作の映画)

3.0

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郵便配達出ないのね。

数多あるタイトルだけは知っている映画のひとつ。相変わらずジャック・ニコルソンの怪演は見事。というか、それしかみどころがない?
正直コーラがなぜそこまでフランクに惹かれたのか分か
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

-

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原作は遥か昔に読んだきり。先日リメイク版『異人たち』を見たところ。

あくまで、異人たちとの「夏」なんだよねぇ。お盆であり、少しホラーであり、なんだよね。そうお盆なんだよ。だから会いに来るんだよ。なん
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.0

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正直に言おう。「え?みんなラストの意味(もしくは意図)分かったの?」

冒頭の木と空の思わせ振りなシーンから登場人物が台詞をやっと話した瞬間、これは昨今流行り?の素人さんの敢えてど素人な演技を採用しま
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ホテル・エルロワイヤル(2018年製作の映画)

2.8

群像劇ってほど各人掘り下げてるわけでもなし。ミステリーというほどの謎もなく。明示こそされないけれど「たぶんこんな感じだろうな」程度の察しはする。

可もなく不可もなくってな感じ。

氷の接吻(1999年製作の映画)

2.0

さすがにユアン・マクレガーをもってしても、脚本が…。

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.5

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レベッカ姐さんなかなか斬新なとどめのさしかたですね、いや本来の使い方としてはあってる?

アルコールによる健忘は分かるが、眠剤とかではないし若干都合よすぎるとか、あっさり正当防衛の主張通ったの?という
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ダウト 〜偽りの代償〜(2009年製作の映画)

3.5

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Wikiによると評価低いらしいけど、わたしはなかなか面白かった。「ダブルジョパディー!映画あったよね!聞こえたよ!」とそこは妙に興奮した。

やけにニコラスの件とハンターの逮捕劇があっさりと思ったら、
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

-

昨年のハリウッドのストの際、AI関連でこの作品が取り沙汰はされ、その前から見よう見ようと思い今までズルズルと…。

あ〜なるほど。SF、SFねぇ…。少し不思議?前後半でガラリと作風が変わるのはビックリ
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トランスフュージョン(2023年製作の映画)

3.3

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父ちゃん立ち直らないのかいwww

負の絆は、もはや絆ではなく呪いだよなと感じた。歪んだ正義感は、イラクの後遺症と言いたかったのかなんなのか。

ちょっとチープな『ゴッドファーザー』的な?駄作ではない
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フューチャー・ウォーズ(2022年製作の映画)

4.5

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全くのノーチェックだったのだが、たまたまよく行く映画館が、同時期にえらく上映館数の少ない作品持ったきたぞということに気付き。公式サイトで制作経緯とコンセプトを知り、俄然興味が湧き鑑賞。結果的に「私の中>>続きを読む

恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

2.5

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グレン・パウエル主演でちょっと興味はあったのだが、恋愛ものがとことん興味ないので正直見るかみないか迷った。が、なかなか評判が良さそうだし、ライトなラブコメなら行けるかな、と思い鑑賞決定。

う〜ん。何
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.4

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謎という意味ではミステリーか?ということで、清々しいまでのイヤミスだった。『ミスト』もなのだが、子供がどうにかなるって点での「嫌悪」なので、正直「またか」とはなるが。

前半は若干間延び感が拭えないが
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またヴィンセントは襲われる(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スルタン可愛い。

モチーフは面白いし、序盤の何も設定が明かされずスピーディーに進む展開は、主人公のヴィンセント同様観客をも渦中に放り込むかのようでよかった。あたかも呪いがうつるかのような設定は『リン
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.2

あらすじとオチのみ知っていて、見たいみたいと思いながらずっと見たことがなかった作品。『アナライズ』シリーズの二人が、ここで共演しているとは知らなかった。(デ・ニーロしか出演を把握していなかった)

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ベネデッタ(2021年製作の映画)

-

当時の抑圧された女性を描きたかったのか、宗教とは名ばかり腐敗しきったカトリック界を描きたかったのか。なんだか、どちらを描きたかったのやら中途半端に感じられた。

なぜベネデッタがバルトロメアに惹かれた
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デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

3.5

ここでニコールと共演してたのね!

内容はベタ中のベタなんだけど、嫌味がなく且つ嫌なやつがいないので、いい意味で頭空っぽにして見られる。それにしても、本当に若い頃のトム・クルーズの「ザ・理想の白人米国
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人間の境界(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながら、全くのフィクションと思っていた。映画自体はフィクションだが、内容は現実にベラルーシ・ポーランド間であった出来事だそうだ。この二国間に関し、前提知識がなくても理解は出来るような構成・脚本>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

原作が未読のため、原作のどの辺りがどの程度描かれたのかは分からない。よって、日本への原爆投下に関する描写が少ないとの批判は、そこを加味してすべきかなとは思う。けれど、見終わったあとに、どこか落胆や諦観>>続きを読む

カラーパープル(1985年製作の映画)

-

リメイク作を見たあとにこちらを視聴。

リメイクに比べ、状況や背景の説明が直截的なため、こちらの方が「エグさ」が強い。たぶん、この辺りを全て台詞で説明すると冗長になると思うので、なるほどミュージカルと
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カラーパープル(2023年製作の映画)

-

こちらを見たあとに旧作を見たのだが、こちらの方が「エグさ」は緩和されているように感じた。単に直截的な表現が減ったと言うのもあるし、過酷な状況を歌で表現しているからと言う点もあるだろう。旧作では結構「こ>>続きを読む

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

5.0

恐らくもっとセンセーショナルに生々しく編集することも出来たであろうが、敢えて抑えた編集だからこそ冷静に見て考えることが出来た。(もちろん、より多くの人に見てもらうことが目的なので、過激な内容にしてレイ>>続きを読む

殺人鬼の存在証明(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前半はひたすら「おそロシア」全開で、こりゃ外れだったかなぁ、『チャイルド44』(あれは米国作だけど)みたいな肩透かしかなぁと思いながら見ていた。が、すべては最終章への助走と分かったら結構面白かった。ま>>続きを読む

ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ(2022年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

脚本が致命的に悪い。メモ書きのようなエピソードをつなぎ合わせたかのような構成で、そのため何を主題に描きたいのかが伝わらず、非常に散漫な印象を受けた。放題は原題を直訳してるけど、タイトルにするほどブッシ>>続きを読む

悪の法則(2013年製作の映画)

2.5

なんだろ。話が若干散漫でいまいち乗り切れなかった。

ブラピの死に方がなかなかにB級っぽくて、そこは面白かった。個人的に、この頃のキャメロン・ディアスが似たようなアイメイクしかしていない印象で、そのせ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

トラウマ映画として鉄板の本作。やっと見てみたけど、オチとしてはありがちで目新しいものはなし。

まぁ、途中トラーグ人が人間を駆逐するシーンは、まさに人間が虫を殺すのがあんな感じよねと気付いた。

マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

-

結構楽しみにしていたのだけれど、自分の体調か内容が合わないのか、結構うつらうつらしてしまい、結局何がモンスターだったのか分からずじまいでした。
『マジカルガール』の印象と、それに付随する評価の印象が強
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

4.5

児童福祉って大変だなと思った。同時に、医療や介護など社会福祉に携わる人間は、やはりある程度のドライさも必要だなと再認識した。もちろん、相手の立場に寄り添うという点で「共感する力」というのは大事なのだけ>>続きを読む

オーメン2/ダミアン(1978年製作の映画)

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まぁ古典ホラーと思えば、これはこれで趣があってよいのでは。

オーメン(1976年製作の映画)

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先日、『オーメン ザ ファースト』見たので、元祖も視聴。

『ザ ファースト』はこちらの作品のオマージュがたくさんあったのだなと分かった。

うーん。やっぱりこう、クリスチャンではないわたしには悪魔怖
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